早いもので2022年も年の瀬を迎えてしまいました。今年は「またフェルスタッペンか」と言い続けて1年が終わりましたよね。そんな2022年のF1ミニカーあれこれのいろんなベストとワーストをご紹介する年末恒例企画。今年は筆が乗ったので少し長いですが、よろしかったらお正月休みのお供にどうぞ。
過去の年度の記事はこちらから。
最も読まれたミニカー記事ベスト5
まずはこれ、このブログで今年人気だったミニカー記事のランキング。新作から意外なもの、話題のあれまでいろいろランクインしました。
第5位はこちら、RB16BのモナコGP仕様。5/24公開。記事はこちら。
今年はフェルスタッペンのモデルカーがたくさん発売されましたが、中でもこのマックスショップ別注モナコGP仕様は特別なフィギュア付きで話題になりましたよね。今年のF1ミニカー界は上半期のこれと、下半期のありがとう仕様で話題と人気を二分した1年だった気がします。
第4位はこちら、マクラーレンMCL35Mの同じくモナコGP仕様。5/26公開。記事はこちら。
フェルスタッペンがスペシャルフィギュアならばこちらはスペシャルカラーリングで話題を呼んだ1台。残念ながらガルフとのスポンサー契約が終了したためこのカラーリングは二度と日の目を見ないものになってしまいました。この頃は絶好調だったノリスとマクラーレンですが、今ではチーム代表のザイドルまで失い行く先が心配ですね……。わずか1年半でここまで事態が変わるとは思いませんでした。
第4位はこちら、1969年チャンピオンのスチュワート。2020/7/16公開。記事はこちら。
なぜ今年になって急にアクセスが伸びたのか全く見当もつかないこの1台。たまにデイリーのアクセス数を見ると上位になぜかいるなぁと思っていたのですが、まさか通年で3位にランクインするとは思いませんでした。今年からインスタを始めたのでそこからちらほら海外アクセスがありましたが、そこから来ているのかなぁ?……。
第2位はこちら、1/24のライコネンC38。9/14公開。記事はこちら。
今年の1月から日本でも始まった新たなF1マシンコレクション1/24シリーズからの一台。シリーズスタート時のパンフレットにでかでかと写真が載っていたものの日本版のラインナップに載っていなかったので個人輸入しました。上半期はまだ気軽にebayが使えたなーと遠い目になります。日本版は2023年の年明け一発目がこれらしいので、約半年の先取りでした。
そして栄えある今年最も読まれたミニカー記事はこちら、1/24シリーズ創刊号のセナ。1/8公開。記事はこちら。
圧倒的なレビュー数で首位を獲得したこの1台。話題の新シリーズかつ新年早々の公開だったので、1年間じっくり読まれました。記事タイトルにレビューと付けていますが、同じくレビューと付けたこちらのブラーゴのSF90も公開以降ずーっとPVが多いのでレビューの文字が付いてる記事の方が読まれるのかもしれませんね。
このほか1/24シリーズは全部で6台公開していますが、いずれもトップ10入りする人気ぶりでした。価格、目新しさ共に今年F1ミニカー界で最も注目を集めたのはこのシリーズだと断言してもよいのでしょうね。
最も読まれなかったミニカー記事ワースト5
続いては残念ながらこのブログで1年間ほぼ読まれることのなかった5台をご紹介。せっかく書いたので、読まれないとやっぱり悲しい……。日の目を見てほしいので、文章だけで紹介します。紹介文で興味が湧いたらぜひどうぞ。
・ワースト5のミニカー
実はこのF1ミニカーあれこれは2代目のブログで、最初はライブドアブログで書いていました。昔の記事は全く持ち越さず新規で作った現在のサイトですが、やはり過去の歴史を捨てるのは勿体ないかなと思いいくつか昔の記事を今年の夏にひっそりとこちらに引っ越していました。持ってきたのはほとんど昔のレースの感想ですが、唯一一番最初にミニカーを紹介したこちらの記事はお引越し。アナウンスしていないのでほぼ読まれていませんでしたが、2014年に始まったF1ミニカーあれこれの最初のミニカー紹介の記事となっています。
リンクはこちら。
・ワースト4のミニカー
今となってはすっかり別世界のような記事です。今年は例年以上にいろいろありましたが、おそらくこのブログで最も評価の変わったマシンの一台かもしれませんね。まさかつい数年前までF1に大金つぎ込んで、このカラーリングのマシンでデモランまでした人が戦争するとか思わないじゃんね……。
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・ワースト3のミニカー
これは特に読まれる理由もなかったであろう地味な一台。F1で再び傷害事件が起きたらフィーチャーされるでしょう。
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・ワースト2のミニカー
もうすっかりF1のことなんか忘れて別世界の人になってしまったこの方。でも最年少〇〇って聞くと未だに彼が脳裏にちらり。まーもうレースの世界で名前を聞くことはないんだろうなぁ。
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・ワースト1のミニカー
悲しいかな、今年最も読まれなかったのはこの1台。昨年2021年はある歴史的な記念イヤーだったので掲載したのですが、まったくはねず読まれないままネットの海に沈みました。基本的に日本でのF1開催前後でマシン毎のPV数がかなり変わるので、87年以前の昔のマシンは全体的にあまり読まれません。クラシックカーも現代に名が残るだけの歴史があって面白いんですけどね。
リンクはこちら。
今年頑張った特集シリーズ
続いては力を入れた特集について。今年はもちろんこちらのジル・ヴィルヌーブ。
今年2022年はジルの没後40周のメモリアルイヤーでした。私にとっては生まれてすらいない年の出来事ですが、F1の歴史を知る中で最も心惹かれたドライバーの一人です。今年は記念イヤーということで、いくつか彼に関する特集が組まれた雑誌が発売されたり確かミニカーも新規でリリースされましたよね。数年前から少しずつミニカーと資料を集め、今年無事にキャリアのすべてのマシンを紹介することができました。これを読めばあなたもジル・ヴィルヌーブを語ることができるようになります!
今年頑張れなかった特集シリーズ
一方思っていた以上に頑張れなかったのがこちら、デアゴF1マシンコレクションシリーズ。
今から約6年前の2017年1月に始まり、ついに今年完結したこのシリーズ。当初の予定ではクラシックマシンはこのシリーズで網羅していく予定だったのですが、スパークがほとんどリリースしていたためそちらを購入してしまいました。近代マシンもクラシックカーもミニチャンプスやスパークを紹介しているので、本当に書くことに困ったシリーズ。とりあえず申し訳程度の紹介文で全150台+αを掲載できましたが、予定ではもうちょっと頑張るはずだったんだけどなー。
今年買って後悔したミニカー
最近は実験的に買うミニカーはほとんどなく本当に欲しいものだけ買っているので、買って後悔するモデルというのはほとんどないのですが唯一挙げるとしたらこちらの一台。
いち早くリリースされた2022年マシン、アルピーヌのA522。7/29公開。記事はこちら。
今シーズン最初のニューマシンということで買ったこの1台。モデルが悪いわけではないのですが、結局あとから通常版を買っているのでダブってしまいました。ハイボックスは第一印象はいつも素晴らしいんですが、手元に置くとどうしても場所を取りますね。ローボックスの1.5倍のサイズなわけですが、所持ミニカーが600台を超えてくるとこの僅かな差が収納スペースを致命的に食っていきます。
完全にブログお披露目用に買った一台となりました。でもやっぱりシーズン最初のモデルの誘惑には勝てないんですよねー、ミニチャンプスリリース遅いし……。
今年手に入れて満足したミニカーベスト5
最後は今年購入したミニカーの中で最も気に入った、2022年F1ミニカーベスト5のご紹介。
第5位はこちら、ブラーゴの2022年モデルです。これはモデルが気に入ったというより、ブラーゴへの称賛でランクイン。今年からこれまでの3強に加えてアルファロメオとマクラーレンをラインナップに加え、全5チーム体制となりました。2000円もしくは4500円で買える最新のF1ミニカーが10台もあるというのは、ミニカーコレクターを新たに開拓するうえで素晴らしい発展ですよね。質はともかく、ミニチャンプス一台買うお金で10台買えるのはやっぱりすごいよ。2023年のトップバッターはこちらの紹介記事になる予定です。
続いて第4位はこちら、スパークのメルセデスW12ハミルトンブラジルGP仕様。記事はこちら。
スパークのF1モデルはレガシーチームのリリースを始めた2014年にレッドブルを購入しあまりの塗装の質の低さに驚き、以降アレルギーといってもいいくらい極力買わないようにしていたのですが、このモデルで完全に評価が変わりました。空力戦争最終年の最も複雑な2021年のマシンですが、細部・塗装共にミニチャンプスに劣らない見事な一台でした。もちろんミニチャンプスとの差は塗装やデカールの艶感などいくつかあるものの、いよいよこれは好みの問題だなぁと感じるに至った一台です。まぁ、それでも私はミニチャンプスを買い続けるのですが。
第3位はこちら、デアゴ1/24シリーズよりアルピーヌA521。記事はこちら。
近年あまりの値上がりで1/43のみの購入が続いていたのでそれ以上に大きいスケールモデルは久しぶりだったのですが、廉価版シリーズながらマシンの複雑なスリットが見事に表現されていてとても満足感の高かった一台。既に円安が進んだ時期で約1万円と定価の倍額を払って輸入しましたが、買ってよかったと思えるミニカーでした。あとアルピーヌのこのカラーリングは最高ですね。返してください。
第2位はこちら。アルファロメオC41のライコネン1/18シリーズ。
大好きなライコネンの引退マシンとあって、一番いいものを揃えようとミニチャンプスで通常モデルと最終戦仕様を揃えました。1/43も同じ2台に加えてスパークでも買っているので、一体何台あるんだという感じです。しかし年初にリリースされた通常版は3万円を切る価格だったのに、つい最近出たアブダビGP仕様は5万円まで値上がりしましたね。ヘルメット違うだけなのにねぇ……。世相を表す2台でもあります。
あとご存じの方がいたらぜひ教えてほしいのですが、ミニチャンプスの1/18ってどうやって発砲から台座を取り出すんでしょうか?やり方がわからずこれでは永遠にブログに掲載できず大変困っています……。
さて、栄えある今年のミニカー第1位を獲得したのはこちらです。
マックスフェルスタッペン・ショップ別注モデルシリーズ。去年は70周年記念モデルしかなかったのに、1年で12台まで増えました。2022年モデルは優勝マシンを全て予約しているので、15台+1/18がいくつか納入予定。ディスプレイケースに彼専用の棚を設けました。
これは買いそびれるとプレミア価格確定なので強迫観念的に予約をしているのですが、それでも遥々オランダから届くと満足感があるんですよねー。ドラフィグとかトロフィーとか手を抜かないし、タイヤも一番いい仕様はこの別注モデルが抑えていますしね。とにかくリリースの遅いミニチャンプスですが、彼らの本気を感じ取れるのがこのシリーズなので大好きです。あと世界中で転売されているので、買い逃してもお金さえ払えば大体揃えられるのも集めやすくていいですね。現在一番のお気に入りはこちらのアブダビGP仕様です。
さて、トップ5とは別枠で、もはや殿堂入りともいえるモデルを今年入手することができました。
小林可夢偉選手からサインを頂くことができた、このザウバーC31です。SF最終戦で頂くことができました。観戦記はこちら。
2012年、鈴鹿で最も大好きな日本人ドライバーの表彰台を目の前で見ることができ、いつかこのモデルにサインを貰えたらな、なんて10年前の夢のような願いが実現しました。これは本当に家宝にします。
以上、今年のミニカーベスト&ワースト2022でした。
ところでこの記事をまとめるにあたって、今年ミニカーにいくら使ったんだろう?という疑問がふと浮かびました。体感的には20台+αで30万円くらい?とか思っていたらどんぶり勘定もいいところで、予約品だけで倍額の60万円近く使っていることが判明。私は計算をやめました。
それでは皆さん、良いお年をお過ごしください。今年も1年ご愛読ありがとうございました~!
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