今年のミニカー ベスト&ワースト 2015

今年のミニカー ベスト&ワースト

無事2回目を迎えることができました、年末のミニカー振り返り記事。今年買ったミニカーをランキング形式で振り返ります。

今年のベストミニカー

ベストミニカー第5位

【スパーク ウイリアムズFW36 F.マッサ アブダビGP  2014】

ミニカーがどうこうというわけではなく、単純に初任給で買ったミニカーなのでランクイン。高校受験の勉強中にF1を見始めましたが、ついに就職して給料をもらうようになりました。人生のマイルストーン的な一台ですね。もっといいミニカーがあった気もしますが……笑

ベストミニカー第4位

【ミニチャンプス トロロッソSTR10 M.フェルスタッペン 2015】

今年のベストルーキーだったフェルスタッペンのデビューマシン。高い買い物でしたがそれだけの満足感を与えてくれます。アンテナの長さが気になりますがメタリックブルーの映える出来のいいミニカーです。テレビで活躍を見て気に入り、ミニカーを買って手元に飾るという王道の楽しみを久しぶりに堪能できました。

第3位の発表……の前に、今年買って失敗したなと思うワーストミニカーの発表です。 

今年のワーストミニカー

ワーストミニカー第3位

【スパーク レッドブルRB11テストカー D.リカルド 2015】

まずはこれ、レッドブルテストカーリカルド車。ミニカーの出来は素晴しく、近年のスパークの中では一番お気に入りの一台です。が、クビアト車がテストで使用した計器装置をつけたバージョンで追加発売されるとのことで「それならこれ買わなくてよかったじゃん」とランクイン。リカルド車の売れ行きが好調だったからこそ実現したんでしょうけどね。

ワーストミニカー第2位

【ルックスマート フェラーリSF15-T S.ベッテル 2015】

これは賛否両論ありそうですが、個人的にはNot Good な一台。ミニチャンプス並とはいえスパークに出すには高すぎる金額で、手元に届いてもそれほど感動できるミニカーではありませんでした。後発のブラーゴの出来が良かったことも追い討ちですね。ブラーゴの追加モデルが1/18同様ドライバーフィグ付きなのであれば、来年はこちらを買わなくても十分満足できるかもしれません。

ワーストミニカー第1位

【ミニチャンプス マクラーレンMP4-20 J.P.モントーヤ 2005】

今年最もいらなかったミニカーはこちら。静岡ホビーショーのミニカーくじで引き当てたモントーヤたち。ケースもボロボロでケース取りにも使えません。改造しないのでパーツ取りにも使いません。

10年前のモデルながらなぜか今年スパークからリリース連発されたモントーヤ。インディ500では優勝を挙げ、シリーズの王座獲得まであと一歩のところまで迫りましたし、今年は彼の年だったのかもしれませんねぇ。

さて、ベストミニカーランキングにもどります。

ベストミニカー第3位

【スパーク  ヘスケス308C J.ハント 1975】

チャンピオンマシンを除いて初めて買ったクラシックF1マシンのミニカーです。RUSH公開から数年経っているとはいえ、まともなヘスケスミニカーの発売はファンには嬉しい出来事でした。金型を持っていながら今になって映画バージョンを発売したミニチャンプスの遅さが浮彫りになりますね。初優勝の「308B」も発売が控えているので、ハントコレクションはこれからも楽しめそうです。

ベストミニカー第2位

【ブラーゴ フェラーリSF15-T  2015】

マテルからの権利移行先がブラーゴだと発表された直後は先行発売されたF2012の出来が散々だったことで「どうなってしまうんだ……」と不安に苛まれましたよね。

しかし蓋を開けてみれば最新モデル「SF15-T」は廉価ミニカーとしては十分な出来栄えで、価格の安さと期待値の低さも相まって買って満足できた一台です。評判が良かったのか、各ドライバー仕様のものが追加アナウンスされています。今年最も大番狂わせだった一台では無いでしょうか?

ベストミニカー第1位

【ミニチャンプス  メルセデスW05  N.ロズベルグ 2014】

2015年、今年最も買って良かったと思えるミニカーは2月発売のメルセデス「W05」でした。昨年のチャンピオンマシンでスパークは2014年内に発売しましたが、ミニチャンプスは半年近くも遅れ年を跨ぐ羽目になりました。しかしそれでも待っただけの甲斐があり、散々スパークの14年ミニカーの出来に悩まされた自分にとってはミニチャンプス一本化を決断させる出来栄えでした。

おわりに

PU導入でF1大改革が行われた2014年はミニチャンプスの大幅値上げとスパークの大攻勢によりミニカー市場も大きく変化する年となりました。そして今年はその2社に加えフェラーリを担うブラーゴ・ルックスマートが参戦、さらにホンダ復活でエブロからもマクラーレンが発売されるなど、従来のミニチャンプス+マテルフェラーリの構図は完全に崩れた年でしたね。

ES別注の連発もあり1台買うのにもメーカー・バージョンに多くの選択肢が生まれたことは喜ばしいですが、値上げに歯止めが掛かりませんから出荷台数増は見込めず、数年もしないうちに数社に集約されていくのではないかと思います。今は少しばかりの勢いを感じるF1ミニカー市場ですが、最後の灯火な気がして怖いですね。

さて、これで年内最後の更新となります。次は福袋の結果報告かな?
皆さま、よいお年を~ 

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