今年の福袋から2台もブラーゴミニカーを手に入れたので、じっくりと見てみます。まぁぶっちゃけハズレなんですが、せっかくですからね。1/32は意外と気になります。1/24や1/32はちらほら出ているもののシリーズが少なすぎるのでそもそもコレクションの対象にはなりませんが、手にして昔レッドブルのキャンペーンで1/32が当たったのを思い出しました。意外にも5年も続くシリーズなんですね。
【ブラーゴ レッドブルRB11 D.リカルド 2015 1/32】
つっこみどころ満載のこのミニカー。大きくなったのに対象年齢は1/43の3歳から5歳に引き上げられています。普通逆なんじゃ・・・?手に取ると重量感やサイズ感が程よく、おもちゃとして遊ぶにはちょうどいいスケールだと思います。
1/43とは異なり、僅かながらカラーリングに改善が見られる1/32シリーズ。が、問題はそこではなく……
フロント周り。このノーズどう見てもRB10ですよね? オフのテストでもこのノーズで走った記憶がないのですが、前年の金型の使いまわしなんでしょうか。
コックピット周り。ドライバーらしきパチンコ玉が鎮座しています。メタリックブルー単色です。せっかく乗せるならせめてもう一声ほしい。でもサイドポッドのステーはちゃんと穴が開いていていい感じです。この辺の細かさで対象年齢が引きあがってるのかな。
リア周り。申し訳程度にDRSステーが生えてきています。カラーリングは改善されてたのですがその分仕様再現に手を付けなかったようなこのミニカー。RB11ショーカーですね。今となっては懐かしい響きです。文句は多々あるものの手に取ると動かしたくなる不思議なフィット感があります。ちょうどいいスケールですね。
ブラーゴの素晴らしいところは一目で最新のF1マシンだとわかるおもちゃを毎年作っているところ。 子ども向けのF1ミニカーはほとんどありませんから、こうしたミドルサイズのミニカーを作るのは新規ファン開拓に大きく役立っていると思います。
私も親がF1バブルを見ていた世代なので実家に高価な1/18ミニカーがあり、子どもの頃おもちゃとして遊んで壊したのを覚えています。 黄色が嫌いで何度も壁にぶつけていたあのマシンはきっとロータスホンダだったのでしょう……。国際映像で小さな子どもがミニチャンプスの1/18を手に持っている様子を何度もみますが、そのミニカーも同じ命運を辿るはずです。子どもの遊べるF1ミニカーとして1/32シリーズの持つ役割は大きいと思います。自分にも子どもができるまであと5年くらいは継続していてほしいシリーズです。でも福袋には入ってこなくていいかな笑
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