レッドブル RB14 M.フェルスタッペン オーストリアGP

チームレッドブル2018

彼を変えた年

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ルノーとの亀裂が決定的となっていた2018年のレッドブル、フェルスタッペンはおそらくこの年がピークに批判されていたであろう荒々しいドライビングも相まってリカルドの後塵を拝していましたが、レッドブルの悲願、オーストリアGPでの優勝を果たします。

とにかくクラッシュが多かった2018年のフェルスタッペン。2017年のトラブル連発するルノーPUは目立った改善がなくリタイアを引き起こし、マシンの速さも2強に後れを取っていたことから無理やりにでも上位にねじ込まなければという気持ちがあったのかなー、なんて邪推してしまいますね。

サーキットをレッドブルリンクと名を改めたオーストリアGP再開以降、母国での優勝はチームの悲願となっていましたがメルセデス2台のリタイアも手伝ってフェルスタッペンが見事に達成。以降憑き物が取れたかのように落ち着きを見せ、マシントラブルがリカルドに集中したこともあって後半戦は7度の表彰台を獲得しました。

RB14は前年のRB13と同様に常時優勝争いをするには難しく、速さでは2強に劣り信頼性は一向に解決しない問題児でしたね。幸いフェルスタッペンはリタイアが少なかったことからレース経験を積むことができたので、着実に戦略をこなし最大限の成果を得るという成長プロセスを達成できた1年だったと思います。

上り調子だった後半戦、ブラジルGPでは優勝を目前にして周回遅れのオコンの強引な追い抜きで接触し2位に転落。レース後に激高した彼はオコンに詰め寄り殴り合う寸前まで行く事件がありました。彼の怒りは当然だったと思うのですが、オコンを突き飛ばしたことでペナルティを受けたのはフェルスタッペンの方でした。2日間の社会奉仕活動を命じられ、うち1日はフォーミュラEのレースコントロールを見学。被害者でありながら態度を問題視され、レース運営を学ぶことになったこの処遇はF1の彼への期待の大きさが表れたものでしたよね。

派手な1年ではありませんでしたが、ただ強引に走るのではなく最大の結果を出すレースの組み立て方、そしてレースの出来事への対応と理解を身に付けることとなったこのシーズンは、彼のキャリアに大きな影響を与えたような気がします。

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