フェラーリ SF16-H K.ライコネン

フェラーリ 2016

見事な復活

【ルックスマート フェラーリSF16-H K.ライコネン 2016】
マッサとバトン、ロズベルグらベテランが続々と引退を発表した一方で、終わったと思われていたライコネンが大復活。エースベッテルの不調に沈むフェラーリを立派に支えました。 

この年その地位を確たるものにしたフェルスタッペンの活躍の度に、一緒に目立っていたライコネン。彼の初優勝への最後の課題となって追い回したスペインGPを筆頭に、頻繁にバトルをしては声を荒げていた印象が強いです。

2位と3位を2回ずつ、4回の表彰台を獲得した2016年シーズン。 優勝こそなかったものの、リタイア以外は全戦ポイントを獲得する安定感を見せました。リタイアも自責はモナコGPの大迷惑なクラッシュくらいで、21戦中17戦でポイント獲得という3番手チームのセカンドとしては十分な成績を残します。

2年目のルックスマートは前年のぎこちない仕上がりではなく、きれいにまとまっています。昨年は取れていたプレートもしっかり固定され、宿題をちゃんとこなしてきた感じです。しかしモデルカーの出来がよくなったのとは対照的に、マシンの見栄えは大きく劣化しました。かっこよくないホワイトを追加したカラーに加え、昨年のデザイン的長所だったロングノーズは突起ノーズに著しく劣化してしまいます。見た目成績ともに悪く、カラーリングにホワイトを増やすと成績が落ちるという嘘みたいなジンクスを踏襲する結果となってしまいましたね。

フェルスタッペンの若さに刺激されてか、グリッド最高齢となるライコネンは過去数年でベストのパフォーマンスを見せました。ベテラン勢が軒並み低迷する中で、彼の活躍は喜ばしいことです。ベテランの引退が続く中絶え間なくデビューする若手にF1とは何たるかを伝える使命がライコネンにはあると思っているのですが、今日までしっかりと果たしてくれています。本人は絶対望んでいないのでしょうが、ハミルトンの時といいこの年のフェルスタッペンといい、なぜか生きのいい若手と頻繁に絡む運命にありますね。

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