アストンマーティン AMR25 F.アロンソ

アストンマーティン2025

不運の連続

【ミニチャンプス アストンマーティンAMR25 F.アロンソ 中国GP 2025】

マシンの低迷と度重なる不運によって何度も入賞のチャンスを逃したアロンソの2025年シーズン。期待値の高い26年に向け、早く終わることを祈るだけの一年になってしまいました。

開幕戦オーストラリアGPでは先行車のデブリに乗ってしまいクラッシュしたアロンソ。その後もブレーキトラブルや入賞圏内走行中に追突されるなど、様々な理由でポイントを獲得できません。

前半戦はクラッシュの度に「らしくないクラッシュだ、まさか老い?……」なんて心配が脳裏を過るも他車のせいだったことが唯一の安心材料になるほど、見どころがなかったですねぇ……。

第9戦母国スペインGPでようやく初入賞すると、以後コンスタントにポイントを積み上げ最終的にランキング10位まで浮上します。この辺の帳尻合わせはさすが、お見事ですよね。

得意のハンガリーGPで最高位5位を獲得しますが表彰台を狙うチャンスはなく、成績で期待できたのは終盤戦Q3でどこまで好グリッドを獲得できるかという程度でした。あの移籍初年度を思うと凋落ぶりが悲しいですね。

ニューウェイの加入後最初の山場となる2026年に向けほぼ開発が止まっていたと噂の「AMR25」。しかしそのあまりの低迷ぶりにニューウェイが「昼休みの時間にアドバイスを始めた」ことで成績が劇的に向上しました。

いくら26年がターゲットといっても入賞すらできなレースでは大した準備もできないでしょうから復調してよかったです。それにしても休み時間だけでマシンを改善してしまうニューウェイには驚きですね……。

余談ですが、なぜか「AMR25」は中国GP仕様となったことでアロンソのアイコニックなブルーのヘルメット着用モデルがリリースされませんでした。

他に好成績やメモリアルなレースもないので、25年モデルはこの特別ヘルメット仕様のみになるのでしょうか。ちょっと残念ですね。別に中国GPもリタイアの大したレースではないのですが……。

終盤にかけて「もうこのマシンに乗らなくていいことが楽しみ」と明言していたアロンソ。それでもポイントの大半を稼いでストロールに大差をつけたのはさすがのアロンソ様でした。

マクラーレン・ホンダ時代ほど低迷してはいないものの、08-09年のルノー時代ほどの狂気じみた奮闘も感じずキャリアの中で地味な2年となっているアストンマーティンでの24-25年。とにかくすべては2026年次第なので、アストンマーティンでの集大成が楽しみです。

同じくランキング10位で総得点も2点しか変わらない2016年。チャンピオンの中団争いに悲しんだこの年から10年、すっかり慣れてしまった自分が悲しい……。

コメント