お体心配です
【ミニチャンプス アストンマーティンAMR24 F.アロンソ 2024】
前年の大躍進から一転、またも継続性のないチームによって不振に付き合わされたアロンソ様。相変わらずバトルの腕は一級品ですが、なんだか体調不良が多くなっているような……。
開幕直後はトップ5チームの一角として入賞圏内を独占していたアストンマーティンですが、中盤以降は尽くアップデートやセッティングを外しずるずると後退。気が付けばQ1敗退なんてことも増え、最後尾が近づいていくシーズンとなりました。成績面を観ればアルピーヌでの復帰後とそう変わらないのですが、苦しそうなレースが多かった印象ですよね。
いつもなら暗黒面に落ちチーム批判や離脱画策へと動く頃でしょうが、2026年からのニューエイ加入が発表され是が非でもその年にタイトルを狙いたいと熱意を見せます。マシンがこんな状態なのでそれくらいしかモチベーションはなく、なんとかあと1年でチーム運営を改善してくれという感じなんでしょうか。勝負師アロンソ、いよいよ本当に最後の勝負が迫ってきている感じがしますね。
見た目は前年マシンとそう変わらないのに相対的に著しく劣化したAMR24。シーズン最高位は第2戦で記録した5位と、彼にとっては入賞圏内ギリギリで争うなんの楽しみもないシーズンでした。マシンもモデルカーも変わらずかっこいいんですけどね……。ストロール家が買収して以降このチームは2年連続で結果を残せないのはいったいなぜなんでしょうかねぇ。
傍から見ても不満が多々ありそうですが、ニューウェイのマシンを希望になんとか耐えている様子のアロンソ様。そのスキルは全く衰えていないと思うのですが、最近は体の不調のニュースが増えているような気がしていてとっても心配です。シーズン後半は病気で会見をキャンセルしたりレース中も無線で体が痛いと伝えることが増えていましたよね。全24戦という超過密日程の近代F1ですが、ドライビングスキルの劣化よりも先に体が追いつかなくなるのでしょうか……。
アロンソは22年にドライバー育成プログラムを立ち上げていますが、来年はその支援を受けるボルトレートがザウバーからデビューします。なんと2004年生まれとのことで、アロンソが初優勝したあとに誕生したドライバーです。そりゃあ体もガタがきますよね……。
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