マクラーレン MCL38 O.ピアストリ ハンガリーGP

マクラーレン2024

わずか35戦で初優勝

【ミニチャンプス マクラーレンMCL38 O.ピアストリ ハンガリーGP 2024】

アルピーヌとの決別から瞬く間にトップドライバーに上り詰めたピアストリ。開催数が増え初優勝までのレース数も皆増えていく中、2年目半ばにして初優勝を決めました。

チームメイトのノリスと並んでフロントローからスタートしたハンガリーGP。スタートで首位に立ったピアストリでしたがチームのピット順ミスによりノリスが逆転してしまいます。

その後長く続いたチームからノリスへの説得の末、残り3周でチームオーダーが成立しピアストリは無事に首位を取り戻すことができました。歓喜の初優勝というよりチームのドタバタ劇という感じでしたね。

ピアストリはその後アゼルバイジャンGPを制し通算2勝目を達成。この時は完全に実力での勝利でした。しかしそれ以外にノリスを上回ったレースはほぼなく、シーズンを通してチームメイトに負け続けた年となりました。

シーズン終了後に本人もこの敗戦を認めるコメントを出していて、ここから学んで備えると語っていた気がするのですがそれが25年の連勝劇にまで繋がるとは思いもせず脱帽です……。

ハンガリーGPから問題になったチームのドライバー管理。イタリアGPでも首位を走行中に自由な交戦規定「パパイヤルール」なるものを発動して2台で競いましたが、間隙を縫って1ストップのルクレールに勝利を奪われてしまいました。

マシンは速くなったものの両ドライバー、そしてチームと三者三様の課題が露呈したシーズンだったように見えますが、この経験があったからこそ翌年の独走劇に繋がっているんでしょうかね。

シーズン2勝を挙げてランキング4位、コンストラクターズタイトルも獲得し2年目のドライバーとしてはほぼ満点の活躍だったピアストリ。その姿は数勝経験した中堅セカンドドライバーのような安定感がありました。

上述の通りこのシーズンを振り返っての彼のコメントは「負け越した学習の年」だったので、このレベルが底になって上を目指していくのですから末恐ろしいなと感じます。この人からは本当に「新人感」みたいなものを感じないですよねぇ……。

今年明かされた、彼をアルピーヌに推した一人がプロストだったという話。なるほど、世代ではない私でも「プロフェッサー」の意味がよくわかる……。

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