皇帝最後の優勝レース
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【マテル 1/18フェラーリ248F1 M.シューマッハ 中国GP 2006】
シューマッハの引退発表後、短期間で続々とリリースされた248F1の1/18モデル。中でもこの中国GP仕様は、シューマッハが最後に挙げた91勝目のミニカーです。
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2006年の中国GPといえばそれはもうタイトル争いの大詰めも大詰め、残り3戦という状態でアロンソとシューマッハのポイント差が非常に近く、緊張感のあるレースでしたよね。週末を通して雨となりましたが、予選ではBSのウェットが機能せず苦戦し、辛うじてシューマッハだけが意地のQ3進出でタイトル争いに希望をつないだことを覚えています。
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決勝レースではアロンソにわずかなピットミスがあったほか、シューマッハが雨の中縁石に乗り上げながらルノー勢を追い抜く鬼神のような走りで優勝し、同ポイントながらここにきてシーズンで初めてポイントランキングでアロンソをリードするなど、皇帝の8冠目に向けてこの上ない盛り上がりで鈴鹿にやってくるのでした。
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その後の日本GPとブラジルGPのエンジントラブルによって、248F1はタイトルを取れませんでしたがそれでも美しいマシンですよね。1/43はこどものおもちゃそのもののミニカーしかリリースしないマテルですが、本国アメリカのメインスケールが1/18とあってこのサイズではよくできていると思います。
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残念だったのがウェザリング仕様。これでは上からマルボロデカールを貼ってはいおしまいとはなりません。ウェザリングなんかしたことないので、タバコ化せずにこのままで保管しています。
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ちなみに。
このモデルはとても貴重な唯一のドライバーフィグ付きの248F1後半戦仕様のミニカーです。サイドポッドにフィンがついているモデルはイタリア仕様とブラジル仕様がありますが、どちらもスタンディングフィギュアになっています。ドライバーが座っている後半戦仕様が欲しい方はこの中国仕様をどうぞ。
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パッケージ外観。この全面段ボールで中が見えないパッケージは確か06-07年しか使われていなかった気がします。わざわざ画像からマルボロを消してご苦労様です。
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残念ながらタイトル争いに敗れてしまった2006年のフェラーリ。鈴鹿も予選までは完璧で、タイトルまで残すセッションは決勝とブラジルGPの予選決勝の3つだけだったのですが、エンジンが悲鳴を上げてしまいました。
特に日本GPは塾で模試の合間合間に音無しでワンセグで見ていたので、国語が終わってミハエルは首位だったのに数学か社会が終わったら後退していて、トラブルを察した悲しい思い出があります。懐かしい……。
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