レッドブル RB18 M.フェルスタッペン イタリアGP

レッドブル2022

再び議論を生んだSCチェッカー

【ミニチャンプス RB18  M.フェルスタッペン イタリアGP 2022】

PU交換で7位スタートとなったこのレース。既にハンガリーGPやベルギーGPで後方スタートからの勝利を挙げていたので、難なくシーズン11勝目を挙げます。

ピットインを遅くしてグリッドポジションを優先し、終盤はタイヤのオフセットを作ってルクレールとの最終決戦に備えていたフェルスタッペン。その終盤恵みの雨のようなSC導入で首位のままタイヤ交換を完了し盤石の体制を築きましたが、リタイアしたマシンの撤去が遅れたことによりルクレールとの対戦は実現しないままSCエンドという何とも味気ないレースとなりました。

この週末のフェラーリはお膝元モンツァでのレースとあって特別カラーリングで挑み目立ったミスもなかったのですが、SCが解除されてリスタートしていても首位奪還は難しかったかなぁというほどペースの地力に差があったような気がします。この頃のフェラーリはすでにタイトル争いのライバルとすら認識されておらず、代表のビノットへの批判が集中し始めていた頃ですね。今となっては懐かしい。

SCフィニッシュの優勝という、乱発されたRB18ミニカーの中で最も微妙な一台となったこのモデル。圧勝劇でもなく、終盤のバトルもなく、運の良さを象徴する一台ですね、としか言えずコメントに困ります……。

そんな不人気筆頭候補となりそうなこのイタリアGP仕様ですが、さすがにMVショップ側も値崩れの危機を感じ取ったのか久々にドライバーフィグに変更があり、腕を挙げた特別仕様になりました。こういう変更はもっと他の印象深いレースでやってほしいのですが、優勝数がとにかく多いので売れそうな印象深いモデルはそのままリリース、売れなさそうな圧勝モデルはタイヤのユーズド加工やドライバーフィグ加工などひと手間加えてリリースするというのが2022年のリリース方針でしたね。今後もこの方針が続くのかなぁ?

このレース直後は世界中でSCフィニッシュに関する議論が起きました。この約半年ちょっと前には21年のアブダビGPであれほど揉めて責任者マシの首を捧げたのに、これでは彼が報われませんよね。個人的にはSCエンド問題を再考して追加の周回を増やすor300Kmを超えた周回を厳密に守ってSCエンドを許容するのどちらかを改めて明言すればいいのになと思っています。

世界を二分し、責任者の解雇まで起こした2021年のアブダビGPのファイナルラップ。もしこのレースをSCのまま終わらせていたら今日のF1人気はなかったと思うので、この時はマシの英断だったなぁと思います。

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