ルマン帰りの男
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【ミニチャンプス フォースインディアVJM08 N.ヒュルケンベルグ】
年々少なくなっていたインドらしいグリーンとホワイトのカラーリングがいよいよ撤廃され、シルバーをベースにメルセデスのカスタマーらしくなったフォースインディア。コンビを組んで2年目にしてペレスに敗れ、地味な1年となってしまいました。
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マシン開発の遅れもあって前年のように開幕から躍動とはいかず、前半戦は苦戦が続きました。しかしこの間ヒュルケンベルグのキャリアのハイライトとなる、ルマンへのスポット参戦1年目にして初の総合優勝という快挙を成し遂げました。もっとも、これがF1キャリアにプラスになることはほとんどなかったわけですが……。
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ノーズに穴があいたBスペックを投入以降は競争力が見違えるほど向上し、両ドライバーの入賞率も上昇して結果的にはコンストランキング5位でシーズンを終えました。しかしペレス・ヒュルケンベルグのタッグの3年の中では、これまた地味な1年でしたよね。
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一番期待されたBスペックはモデル化されず、穴あきノーズは翌2016年のマシンまで待たなければなりませんでした。2014年のマシンが人気がないのに数がそれなりに出たせいか、反動でこの年のレジンモデルは入手が結構難しいです。半値で手に入れられたので、ありがたく購入です。
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ルマンウィナーとしてF1で大手をふるって活躍するようになることを期待されたのですが、結局は表彰台に届かず、この年もチームメイトのポディウムを指をくわえてみているにとどまりました。あまりにもF1での成績が地味すぎるので、ミニカーのカテゴリをルマンに変えてもいいくらいですね。
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