未来はどっちだ

【マテル ジャガーR2 E.アーバイン 2001】
2000年に誕生したジャガーレーシングが初めて表彰台を獲得したこのマシン。しかしその後は翌年の1回のみで、通算5年のキャリアでわずか3位2回の成績に終わりました。

フォードが支援していたスチュワートの好調を受け、チームを買収し傘下のジャガーブランドでF1参戦したのは2000年のこと。初年度はアーバインの2度の入賞のみに終わりました。
続くこの01年は信頼性改善に向け継続開発した判断が当たりモナコGPで初の3位表彰台を獲得します。しかし成績は前年9位から8位に一つ上がったのみで、抜本的な改善とはなりませんでした。

ジャガーはその後翌02年もイタリアGPで3位を獲得しますがこれが04年のチーム終焉まで最後の表彰台となり、3年間連続でコンスト7位というワークスにしては深刻な不調が続きます。
チームはこの期間政治的な混乱が続き、指揮権の米国本社への移転から大規模な人員整理、果ては本社の訴訟沙汰に起因したCEO解雇によるF1反対派の就任など、コース外での火種が途絶えませんでした。

あまり人気のないジャガーF1チーム。なんとこの年代でありながら版権がマテルとミニチャンプスの狭間となった2002年「R3」は1/43で量産モデル化すらされていません。
結局ジャガーの表彰台獲得モデルのミニカーはこの「R2」のみになってしまいました。とてもワークスチームの商売体制とは思えず、この辺りからも混乱具合が伺えますね。

フォードの手厚い支援はあったものの独立系チームとして優勝まで挙げたスチュワート。その後このジャガーを買収したレッドブルは独立系の雄として2010年代以降のトップチームになりました。
対するフォードはエンジン供給で大成功したものの自前のチームは大失敗に終わっています。
2026年からそのレッドブルとフォードがタッグを組みますが、果たしてどちらの運命に進むのか、その行く末が楽しみです。
個人的にはDFV時代のように有力チーム+フォードエンジンは好成績を残すに一票です。ホンダもそうですが、チーム運営とエンジン供給って本当に別物ですよね。











































関連記事