2026 オーストラリアGP 感想

GP感想
思ったより面白い

刷新された新エンジン&アクティブエアロの導入で大変革を迎えた2026年のF1。開幕戦の様相はおおむね事前に予想された通りの内容で、大きなサプライズはなかったように思います。

個人的にはこのレース、結構楽しめました。

増えたバトル

バッテリーチャージの作戦が各々違うので、序盤はルクレールvsラッセルの抜きつ抜かれつのバトルが多く見ごたえがありました。

もちろん回生のためのストレートでの減速が回数を増やしたのは言うまでもないのですが、後続が一方的に有利だったDRSよりはドライバーの駆け引きが増えてよかったと思います。

他のカテゴリで見られるような「自然なオーバーテイク」ではないことは百も承知ですが、DRSに15年も慣れてしまった先入観を忘れればこちらの方がかつて望まれた「人工的なオーバーテイク増加」だったような気がします。

タイトル争いは決す

今年はもうメルセデスのラッセルで決まりでしょう。

予想通りフェラーリはスタートがよく序盤はトラックポジションを武器に戦えたものの、VSCでピットできない不十分な作戦でW表彰台にも届きませんでした。この展開、今年の序盤はずーっと見ることになる気がします。

不思議に思ったのが、2014年と違いメルセデス勢全てが速いわけではないこと。エンジン「だけ」が速いのではなく、メルセデスのパッケージが圧倒的なのでしょうね。総合力勝負の時代、ニューウェイ設計に比重を置いたアストン・ホンダの苦戦も少し納得……。

このスポーツの在り方

このレースを見て、もうF1は最速を目指すスポーツではないんだなと思いました。

純粋に速さだけを追求したのは2004年くらいまでで、以降は突き詰めた都度複雑なルールを課して新たな技術に挑む、そういう競技になったんだと思います。

でもそれで自動車メーカーや大手スポンサーが増えて潤うし、ファンも不確実性が増えて楽しいし、この規模で継続していくために必要なあり方なのかなと思いました。

KERS・DRS・PUにグラウンドエフェクトと色々変化を経験すると、今年の変化も妙にすんなり受け入れられて自分にびっくりです。

ステロイドしたフォーミュラEとのマックス評は言いえて妙で、F1の技術挑戦の分野が電気領域に食い込むとFEの存在意義が損なわれそう。

逆にオールドファッションなクラシックフォーミュラのレースは人気でそうですが、それは資金が集まらないんだろうなぁ……。

This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.

Accept or Deny