フェラーリシリーズの人気を受けて発売されたマクラーレンの1/64シリーズ。こちらは全1種類+αのラインナップで、完成品を手にすることが出来ます。
1カートンで全車種手に入る親切商品だったのですが、ドライバーは選べないのでそこは運任せでした。
【マクラーレンMP4-26 J.バトン 日本GP 2011】
最初に紹介するのが早速その+α。こちらはマクラーレンシリーズとしてではなく、後年発売された鈴鹿ウィナーコレクションよりの一台です。メタリックシルバーの再現も頑張っていて、迫力のある一台です。
1/64スケールでもアンカーポンツーンはしっかり再現されています。
【マクラーレンMP4-20 J.P.モントーヤ 2005】
ここからマクラーレンコレクションのラインナップです。2006年頃に発売されたので、2005年のこのマシンが最新のマシンとなっています。ハミルトン時代がすっぽり抜けているのが痛いほか、ドライバーでライコネンを外したのがとても悲しいです。
【マクラーレンMP4-17D D.クルサード 2003】
クルサードマクラーレン晩年の一台。この年もライコネンを外したことで、このシリーズにラインナップされた2度のタイトル争いイヤーをどちらも外したことになりました。とても悲しい……。
【マクラーレンMP4-15 M.ハッキネン 2000】
ハッキネン引退前夜の一台。この辺の近代マシンは1/43で語りましょう。ちなみに1/64マクラーレンはあまりにも殺風景だったのでタバコデカールを買ったのですが、細かすぎて作業が始まらないまま10年以上経過しました。
【マクラーレンMP4-12 M.ハッキネン 1997】
ハッキネンの初優勝マシン。カラーリングをマルボロからウエストに一新し、以降2000年代にかけて再躍進していく布石となった一年ですね。シーズン中なんども優勝を狙えそうなところでトラブルからリタイアとなり、更迭説まで出たハッキネン。最終戦で勝っていなければ、その後の歴史が変わっていたかもしれません。
【マクラーレンMP4-12 M.ハッキネン Presentation 1997】
こちらはウエストカラー発表までの暫定カラー。この年数十年ぶりにマクラーレンにオレンジが復活しました。以降06年のテスト、そして現在はマシンのカラーリングに採用されますが、1970-2020年の約半世紀でオレンジを纏ったマシンはごくわずかなんですよねぇ。
【マクラーレンMP4/11 D.クルサード 1996】
一応クルサードが最高位2位を獲得したらしい1996年シーズン。この年のマクラーレンについては全く知りません。というか、96年ってウイリアムズ以外の存在感が薄く、シーズン自体の印象も薄い気がします。
【マクラーレンMP4/9 M.ハッキネン 1994】
わずか1シーズン限りとなったマクラーレン・プジョー。ハッキネンは6度表彰台を獲得したものの信頼性に乏しく、エンジン契約は1年で打ち切られました。1/43で買うことは絶対にない一台なので、このスケールで手に入れておいてよかったです。
【マクラーレンMP4/8 M.ハッキネン 1993】
シーズンの大半を走ったアンドレッティ車とするべきなんでしょうけど、私はこれをハッキネンのマシンと扱いたいです。ホンダエンジンを失って以降、フォードのカスタマーを手にしたものの競争力に乏しかったマシンですが、ハッキネンにとっては初の表彰台記録となりました。
【マクラーレンMP4/6 A.セナ 1991】
言わずと知れたセナ最後の、3度目のタイトルを獲得したマシン。語るまでもないですね。
【マクラーレンMP4/5 A.プロスト 1989】
こちらもプロスト3度目のタイトル獲得マシンです。
【マクラーレンMP4/3 A.プロスト 1987】
いろいろと1/43で集め終わった今となっては、これが一番嬉しいかもしれない一台。コンスト2位を獲得したものの、ウイリアムズ勢に敵わず敗れた、プロスト奮闘の一年です。
【マクラーレンMP4/2 A.プロスト 1984】
プロストがキャリアで唯一総獲得ポイント数でチームメイトに敗れたシーズンです。ラウダとは0.5点差でタイトル争いに敗れましたが、モナコGPで猛追するセナと戦い赤旗が出ていなければ……、というたらればはよくあるやつです。
本当はライコネン目当てで買ったのですが、これではハッキネンコレクションでしたね。この他、マクラーレンとロータスの合同による、A.セナコレクションというのがサークルKからリリースされています。サークルKの1/64で唯一のドライバー付きで、セナのキャリアの大半がカバーされています。今でも中古価格は1/43より高いので、おすすめはしませんが……。
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