マクラーレン MCL39 O.ピアストリ

マクラーレン2025

まさかの大失速

【ミニチャンプス マクラーレンMCL39 O.ピアストリ 中国GP 2025】

シーズン2戦目で初ポールから優勝し、以後シーズンの大半をポイントリーダーとして過ごしたピアストリ。誰もが彼の初戴冠を予想しましたが、待っていたのは驚くべき失速でした。

開幕戦の母国オーストラリアGPでは雨に足を取られ9位に転落しましたが、続く中国GPでは初ポールから優勝し戦線に復帰したピアストリ。以後バーレーンGPからの3連勝で一躍ポイントリーダーに躍り出ます。

この2戦目サウジアラビアGPでは高速コーナーでアウトからの追い抜きを見せるなど絶好調の走りで、前半戦は完全にノリスを凌駕していましたよね。

勝てるレースをしっかり勝ち、勝てない時はライバルの真後ろでダメージを最小限に抑え盤石のリードを築いたピアストリ。終盤オランダGPでノリスのリタイアに対して優勝を果たした時には、これで勝負あったと誰もが感じたことでしょう。

しかし転機はアゼルバイジャンGPで、予選Q3でクラッシュするとスタートでフライング、さらには1周目でクラッシュリタイアと散々な週末を過ごしました。ここから彼の歯車が完全に狂っていきます……。

このアゼルバイジャンGPを含めて6戦もの間に一度も表彰台を獲得できなかったピアストリ。スプリントでは2度のリタイア、決勝も失格とリタイアで2度の無得点と、あまりに取りこぼしの多い終盤戦になってしまいました。

彼のあまりに急な失速とノリスの復調で「チームがノリスを優遇し始めた」という噂も出ましたが真相はどうなんでしょうか。レッドブルの様子を見るとここもいろいろありそうですが……。

最後のカタール・アブダビ連戦では復調して表彰台を連発しますが時すでに遅く、13点差でランキング3位に転落してしまったピアストリ。あの悪夢の3か月がなければと今でも思ってしまいます。

デビューから一貫して変なことをしない新人離れした安定感を見せ続け、サウジアラビアGP後には「アイスボーイ」のあだ名がつくほど淡々とスコアを積み上げていたのですが、やはりどんな若手もいつかは崩れるものなんですかねぇ……。

完全無欠に思われた若きハミルトンも2年目からやらかしが増えました。この年はライバルの自滅に助けられましたが、今年のピアストリは相手が悪かったですね。

コメント