最多出走記録を更新

【ミニチャンプス ホンダRA108 R.バリチェロ トルコGP 2008】
当時「鉄人」と呼ばれたパトレーゼの最多出走記録が更新されたのは2008年トルコGPのこと。バリチェロはその後も記録を伸ばし、その異名を引き継いだと思います。

長年リカルド・パトレーゼが保持し続けた最多出走記録「256」が更新されたのは2008年トルコGPでのことでした。バリチェロは特別カラーで出走し記録更新を祝っています。
出走記録はその後の年間レース数増加により年々更新され、キャリアの長いチャンピオン経験者たちが300レース越えを続々と果たしていきます。そんな中バリチェロは非チャンピオンとして最多の323レース出走を記録し、歴代4位を記録。彼がシューマッハ(307)を上回る数少ない記録の一つとなっています。

2008年のホンダは前年に続き散々な成績で、両ドライバー合わせて入賞4回に終わりました。それでもバリチェロが3度の入賞でチームを牽引し、大雨で荒れたイギリスGPでは望外の3位表彰台を獲得しています。
好調時のバトン、不調時のバリチェロという役割分担が明確だったことが良かったのか、彼はこの年の活躍で翌2009年のブラウンGP移行時にシートを維持して復活優勝に繋げました。

前年に引き続き「アースドリーム」カラーが継続された「RA108」。初年度はまだ地球をイメージしていることは伝わったのですが、この年は本当にレタスを張り付けたようで微妙でした……。
2008年シーズンは撤退したスーパーアグリとフォースインディア以外の全チームが表彰台を獲得した年だったので、バリチェロの奮闘でそのトレンドに乗れたことは本当に良かったと思います。

空力戦争最終年に登場したホンダのデバイスはノーズの「うさみみウイング」でした。ノーズウイングはBMWを先陣にマクラーレンまで搭載したこの年のトレンドでしたが、ホンダのこれはあまりに突飛で度肝を抜きます。
元々2007年に「ダンボ」と称された超大型ノーズウイングが試験登場し「それはないだろう……」と思いましたが、最終版もやはり「それはないだろう……」という感想でした。

最多出走記録の更新、表彰台獲得と大活躍だったバリチェロ。2006年の加入から3年目にしてついに適合したという感じで、やる気を感じないバトンとの対比が印象的でした。
有望な2009年のシートが確約されていたバトンに対し彼は高齢で結果が必要だったのかもしれませんが、結果的にこの活躍はキャリアを数年延ばす大金星となりました。こういう「ここぞ」を察して結果を残せるのが彼の強みでしたねぇ。
2024年に大台400レース出走を超えたアロンソ。2026年の最終戦で449レースになる見込みなので、ここまでくると大台の500戦が見たくなる……。















































@note:今月の追記