メルセデス W16 K.アントネッリ

メルセデス2025

次世代の旗手

【ミニチャンプス メルセデスW16 K.アントネッリ オーストラリアGP 2025】

メルセデスの秘蔵っ子として若干18歳でデビューしたアントネッリ。開幕戦の予選は16位に沈み「時期尚早」の声も出ましたが、4位まで挽回する脅威の走りで非凡な才能を見せつけました。

ハミルトンの電撃移籍で空いたシートの後任に選ばれたアントネッリ。その若さからメルセデスの期待の高さが伺えますが、それに応えて大荒れの開幕戦オーストラリアGPでは16位から4位までジャンプアップを果たします。

個人的にはF2でもあまり傑出していたわけではなく、土曜日までは「そこまでかな?」と懐疑的でした。しかし他のルーキーが雨でリタイアする中で果たした4位完走であっさり手のひら返し。やはり私に新人を見る目はない……。

その後第3戦日本GPでは最年少ラップリーダーとファステストを記録します。しかし以後中盤はラッセルに明確に後れを取っていて、カナダGPで初表彰台を記録したものの前半12戦の入賞率は50%、接触リタイアも多く試練が続きました。

中盤のアントネッリは本当に存在感が薄かったですよね。フェルスタッペン移籍の可能性もあって契約更新が遅れるなど、「まさか」とは思いつつも将来に疑問が残っていました。

2023年以来のコンスト2位に復帰したメルセデス。ハミルトンの移籍でどうなるかと思われましたが、ラッセルが明確にエースを引き継いでチームを牽引しました。

しかしマクラーレン以外の4強ではフェラーリが2台揃って失速、レッドブルが完全に一台を犠牲にしていただけに、辛うじて2台でポイントを積み上げたメルセデスが2位になったという印象で「W16」そのものに2番手の速さは感じませんね。

将来の暗雲も漂ったアントネッリですが契約更新後の終盤は復調、表彰台圏内に舞い戻りラッセルを上回るレースも増えていきました。

あのメルセデスが年齢制限の例外申請を出してまで選んだ神童という前評判のわりには普通の一年生だったアントネッリ。ただ代表ウォルフの「彼のピークは数年後」という言葉にあるようにここからだと思うので、伸びしろに期待大ですね。

アントネッリ関連で一番安心したのは「別注・特注ミニカーが出なかった」こと。フェルスタッペンだけでいいです。お金かかるので……。

コメント