マクラーレン MCL35M D.リカルド イタリアGP

マクラーレン2021

なぜか勝った人

【ミニチャンプス マクラーレンMCL D.リカルド イタリアGP 2021】

リカルドにとって今のところ最後の優勝となっているのがこのマシン。マクラーレン時代のリカルドは散々な成績だったのでミニカーを買うつもりはなかったのですが、マクラーレン唯一の優勝ということで買いました。

2021年シーズン、ノリスが4度の表彰台でチームを牽引した一方、リカルドはわずか1回のポディウム獲得となりました。

しかしその1回こそがこの優勝であり、マクラーレンにとっても2012年以来の勝利という記録的なものだったのです。

レースは2-3番手からスタートしたマクラーレン勢がタイトルを争うフェルスタッペンとハミルトンの接触によって1-2フィニッシュを達成。マクラーレン勢の順位はスタート直後に決まっていたんでしたっけ?

途中ノリスが首位を目指して猛プッシュしますが、シーズン中散々彼の後塵を配したリカルドもそこは優勝経験者、しっかりとポジションを守り抜きました。

この頃のオレンジ&ブルーのマクラーレンはホンダ時代の低迷からようやく復活してきたという感じでしたが、今年の大活躍でマクラーレンといえばもはやノリス・ピアストリ体制のオレンジ&ブラックの方が印象強く、この「MCL35M」はもう一昔前の印象を受けますね。

しかしマクラーレン時代のリカルドは本当に記憶にないなぁ……。

チームにとっては久しぶりの1-2フィニッシュでしたが、チームはどう思っていたんでしょうか。「外様のリカルドよりノリスに優勝を」と思う人たちは絶対いましたよね。

それでも「この優勝を皮切りにリカルドが期待通りの復活を果たしてくれたら」という期待があったのかもしれませんが、ノリスの教師役に雇われた彼は翌年コテンパンにやられてチームを去るのでした。

おかげでノリスは未だに優勝なしと、当時はチームにとって「なんだかなぁ」という優勝になっていたりしてと邪推してしまいます。

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