WEC初優勝
【スパーク トヨタTS050 小林可夢偉/S.サラザン/M.コンウェイ 富士6H Winner 2016】
小林可夢偉がWEC参戦後に初優勝を果たしたマシン。現地で見た可夢偉選手の唯一の優勝レースなので、とても感動したことを覚えています。
WECに参戦を開始するも勝利がなく苦戦が続いた2016年シーズン。母国凱旋の富士6時間はトヨタチームとして是が非でも制したいところでしたが、可夢偉選手が終盤のタイヤ無交換作戦を決めて自身初、そしてチームにとってもシーズン初にして唯一の優勝を挙げます。値千金の勝利でしたね。
この優勝以降、可夢偉選手は既にトヨタのエースだった中嶋一貴と共にGazooRacingのWエースとしてチームを牽引、翌2017年はクラッチトラブルに泣いたもののルマン24時間レースでリードを見せる活躍で、WECのトップドライバーの仲間入りを果たしました。
トヨタのWECマシンは何年もカラーリングが変わりませんね。まぁF1時代は全く変化がありませんでしたが……。個人的には参戦初期のブルーのカラーリングの方が爽やかで好きでした。TSシリーズはお台場のMegawebなどにもたびたび展示されており、実車を見る機会も豊富で触れやすいマシンでしたね。
昨年はついにルマン24時間レースも制し、現在はチームの監督兼任ドライバーとして新しいキャリアを進む可夢偉選手。純粋にマシンを速く走らせる能力なら、今でも国際的にトップクラスだろうなと応援しています。また優勝がみたいです。
頂点に立った表彰台。遠くからですがこの光景を見れて本当に幸せでした。ちなみに、この時まで2回、私が現地観戦したレースでは全て可夢偉選手が表彰台に上っています。近いうちにSFも見に行こうかなー。
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