今年のミニカー ベスト&ワースト 2014

今年のミニカー ベスト&ワースト

2014年も残すところあと2日となりました。

例年以上にミニカーを買いブログまで始めたこの1年、買って良かったと思うミニカーを順に紹介しつつ、今年を締めくくりたいと思います。

今年のベストミニカー

ベストミニカー第5位

【スパーク  ロータスE22 P.マルドナード 2014】

8月の夏休み中に発売されたこのマシン。シーズン途中のこの時期に、その年のマシンが出るのは数年ぶりで驚きました。今年を象徴するノーズの1つ「フォークノーズ」搭載マシンで、出来も良く発売時期のこともあり予定外に買ってしまいました。このスパークの攻勢を受けミニチャンプスも発売時期を早めるなど、コレクターにいくつもの恩恵をもたらしたことでランクインです。

ベストミニカー第4位

【ミニチャンプス メルセデスW04 L.ハミルトン 中国GP 2013】

2013年で一番かっこいいマシンだと思っていた「W04」ですが、ミニカーの出来もよくお気に入りの車です。日本での発売はシーズン中盤でしたが、海外では5月頃に出荷されており早めに手に入れることができました。そんなこともあって、ブログ開始直後のアクセス源になってくれていたのも愛着ポイントです。

続くベスト3の発表、の前にワースト3の発表です。ミニカーは基本的に買って手にした時の満足感が魅力ですが、様々な要因で満足感が減ったり、時には失望が満足を上回ることもありますね・・・

今年のワーストミニカー

ワーストミニカー第3位

【ミニチャンプス ザウバーC32 小林可夢偉 日本GP 2012】

ミニカーへの不満点はウェザリングが雑なことくらいで、小林可夢偉唯一の表彰台マシンとあってコレクションに加える満足感は大きいです。

しかしとにかく発売が遅かったのがマイナスポイント。9月に発売した時は可夢偉選手がベルギーGPでシートを失った最悪のタイミングで、日本GPへの出走もはっきりせず、表彰台から丸2年も空いており、感動も薄れてしまいました。

ワーストミニカー第2位

【アシェット フェラーリF60 G.フィジケラ 2009】

11月発売。フィジケラ感動のフェラーリ入り、量産ミニカーとしては初のモデル化で、フェラーリコレクションの中でも人気上位だったマシンです。

出来は満足できるレベルには程遠いですが、値段を考えると納得できるレベルでしょうか。シリーズ序盤は昔の金型を再利用していたようで出来も悪くなかったのですが、新しいマシンは金型をケチったのか出来が悪いです。そんなマシンですが、とにかく入手が困難で予約するのも一苦労でした。手に入れるまでの苦労が満足に見合わずランクインです。

ワーストミニカー第1位

【スパーク  レッドブルRB10 D.リカルド 2014】

今年最大のがっかりミニカーといえばこれでしょう。黄色がオレンジ、青が紫と全体的に赤みがかかっており、実車とは完全に異なる色合いに見えます。

今年のミニチャンプスの値上がりと両メーカーからレッドブルが出ることでスパーク主体に切り替えたコレクターはたくさんいると思いますが、やはりミニチャンプスにするべきかと悩みの種になったのではないでしょうか。私もその一人です。

後発だったミニチャンプス版の「RB10」は出来が素晴しく、スパーク製ベッテルモデルは投売りされているところもありました。安物買いの銭失いとはまさにこのことですね。来年は実物の写真を見てから買うかを決めようと思います。

さて最後に、今年のミニカー個人的ベスト3の発表です。

ベストミニカー第3位

【ミニチャンプス レッドブルRB9 M.ウェバー 2013】

確か年明けすぐに発売された「RB9」。レッドブルは例年数多く出回るので値下がりしたら買おうと悠長に考えていたらまさかの品薄でした。なんとかウェバー車を確保しましたが、ベッテルは資金を確保した頃にはどこも品切れに。しかしドイツ優勝仕様などが出るそうで、無事手に入ることを祈ります。

品質低下が騒がれていた時期のモデルですが、私のモデルは問題なくいい出来でした。昨年からのパープルカラーも綺麗に再現されており、高級感が出ています。加えて品薄のこともあり手元にある満足感は大きかったです。この出来栄えに慣れてしまったのでスパークの出来に何の不安も抱かなかったわけですが……。

ベストミニカー第2位

【スパーク  ウイリアムズFW36 V.ボッタス 2014】

2014年個人的ベストカラーリングのマシン。ドライバーもお気に入りのボッタスです。ミニカーの出来もスパークの中では最も良く出来ていると思います。弱点だったヘルメットの出来も気に成らない程度に良く出来ており、今後のスパークに期待を持たせる一台です。

来年のウイリアムズはスポンサーが豊富になり、喜ばしいことですが今年ほど統一感のあるカラーリングにはならないと思うので、しばらく近代ウイリアムズベストカラーのマシンとなるはずです!

ベストミニカー第1位

【ミニチャンプス レッドブルRB10 S.ベッテル 2014】

今年最も気に入ったミニカーはこちら、レッドブル「RB10」です。デビューから毎年ミニチャンプスでモデル化され、ヘルメットコレクションまで発売されたベッテル。来年はフェラーリ移籍でマテルからのモデル化となるため、ミニチャンプスのベッテルはこれで最後です。

移籍を発表した鈴鹿直後の発売というタイミングもよく、ミニカーの出来もレッドブル・ベッテルの集大成というような素晴しいもので、特にフロントウイングの作りこみはスパークとの経験の差を見せ付けました。やっぱりF1ミニカーはミニチャンプスがいい!と思わせるだけの魅力がこのマシンにはあります。そんなわけで、このマシンが今年の個人的ベストでした!

おわりに

今年は新車が大量に発売されたので資金難に苦しみました。しかし揃ったミニカーを観ると満足感が堪りません。これぞコレクションの醍醐味ですね!

急激な値上がりやミニチャンプスの品質低下など不安なニュースで迎えた2014年ですが、スパークの攻勢もあって競争状態になり発売が早まったほか、そのミニチャンプスも持ち前の質の高さを見せ付けてくれるなど、問題が解決に向かう希望も見えてきました。2015年もペースを維持しつつ、値段が下がってくれると嬉しいですね。 

コメント

  1. 黒男 より:

    今年のマシンはノーズ変革ゆえに、眺めていて楽しいです。5年後、10年後にまたふと眺めて、こんなノーズあったなw なんて思うのでしょうね。
    個人的には造形の面白さという観点でCT05もベストのランクに入れたいです。
    FW36は納得の格好良さですが、まだ買ってません…。年明けてて残ってたら買いたいですね。あとノンアル仕様も意外にカッコ良くて、こいつも欲しくなってしまいました。

  2. てぃーあい より:

    >黒男さん
    例年は好きなドライバーや活躍したマシンを買うんですが、今年は造形で選んで買う方が多かったですね。CT05も購入していればランク入りしたと思うんですが縁がなくまだ手元にありません・・・
    FW36は本当にオススメです!ふとマッサ車やノンアル仕様まで買ってしまいそうで自制心が求められます笑