最近フェラーリ熱が高まっています
【デアゴ フェラーリF2007 K.ライコネン 2007】
先週のトスカーナGPでフェラーリが頻繁に取り上げられてから、フェラーリミニカーへの情熱が止まりません。ここ最近は2日に1台ペースで買っていて歯止めが利かない状況です。
今年のフェラーリが速くないのは周知のことですが、一周回って速かった昨年までよりも応援したくなってきました。タイトル争いをした2018年ですらここまでのめり込まなかったのに、今年の不振は私を惹かれさせるものがあります。
決して遅いチームが好きとかそういうわけではありません。ただ1000GPを迎えたフェラーリは決して常勝軍団というわけではなく、暗黒期もいくつもあります。今年のように、あるいは今年以上に辛い時間を何度も過ごしてきて今日に至ると思うと、その歴史の偉大さに感服するとともに過去のヒストリーをより身近に感じることができる気がするんですよね。あの時代の低迷も、今年のようにメディアから強いバッシングを浴びていたのかな、なんて思うとクラシックF1ですら親近感を覚えます。
そんなダークサイドのフェラーリに思いを寄せて紹介するのは最後のタイトル獲得車、F2007です。真逆ですね。この頃のライコネン・フェラーリもそれはそれで大好きだったものです。ちなみにデアゴモデルは量販品でおそらく唯一バーコードロゴが貼ってあります。マルボロのサブリミナルで禁止、という定義は変わっていないはずなので、流通ルートが模型・玩具ではなく分百科という書籍だから許されたのかな、なんて勘ぐっています。出来もいいので、前半戦仕様をお求めの人にはおすすめです。
車は数年で復活しても、崩壊したオペレーションを見るとタイトル獲得まではまだまだかかりそうなフェラーリ。ルクレール・サインツという若いドライバーはその情熱を吸い取られ続けることになるのでしょう。正直マシンが遅いのは応援する分には何にも問題なくて、ダラダラしたピットワークが許せないんですよね。それだけに、先日のトスカーナGPは目立った作戦のエラーもなく、遅いながらに奮闘する2人のドライバーは見ごたえがあったのでした。
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