デアゴF1 第002号 99T 中嶋悟

デアゴスティーニ F1マシンコレクション ロータス 1987

2号目はローカライズ仕様

【デアゴ ロータス99T 中嶋悟 1987】
第2号のモデルは中嶋のデビューマシン。セナ、中嶋と続き次がプロストですから、このシリーズのターゲットはF1バブル世代なのは明らかですね。中には私のようにその時代に生まれた購買層もいると思いますが少数派でしょう。

ホンダの支援もあって初の日本人フルタイム参戦ドライバーとなった中嶋悟さん。まさに道を切り拓いた人です。過去の日本人のスポット参戦や日本GP開催はあったものの、この年から鈴鹿での恒久的な日本GP開催に加えテレビでの全戦放送が始まるなど日本でのF1がまさに開花した年といえるでしょう。

そんな99Tは人気のモデルなのでミニチャンプスやハイクラスモデルが数々リリースされていますが、当然それらとこのモデルの出来を比べることはできません。ですが当時を知らない私にとってはこれくらいの出来でもあまり不満はないですね。日本人としては抑えておきたい1台、でも高いお金を払うまででもないので、このコレクションで入手できてよかったです。

以後のマシンでも言えることですがワイヤーやカメラなど他のメーカーのミニカーにある細かなパーツは基本的にオミットされています。キャメルロゴ部分は無印ではなくLOTUSロゴで代用されているのはいいですね。どうせデカールなんか張らないし、かといって何もないと殺風景ですから。

残念ながらこのモデルがシリーズ唯一の日本人ドライバーのマシンです。しかしそれも、海外展開された際にセナモデルとして用意されたものを日本向けに中嶋車にデカールカスタムして用意されたものです。やはりF1の歴史からわずか100台をピックアップすると、日本人ドライバーのマシンが選ばれることはまだまだ難しいですね。

さて、後のチャンピオンと組んだことのある日本人は佐藤琢磨、中嶋一貴らがいますが、いずれもまだ未勝利の時点でのことです。この年のセナのように勝利を重ねチャンピオンまであと一歩に迫ったドライバーと組んだのは中嶋悟だけ。この年最高位4位を記録しますが、やはりルーキーとしてセナの結果との差は大きなものでした。日本を制し、いざ世界に挑んだ時に隣には後に歴史で語らえる偉大なドライバーがいたとは、一体どんなことを感じたんでしょう。凡人には想像もつきません。このとても偉大で貴重な経験が国内レースの場で引き継がれていくことは日本のレース文化において大きな資産でしょうね。

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