1972年チャンピオン E.フィッティパルディ

World Champion Collectionロータス1972

ブラジルの夜明け

【ミニチャンプス ロータス72D E.フィッティパルディ 1972】

前年振るわなかったロータスですが改良された72Dが競争力を発揮。前年覇者のスチュワートの病欠などもあり、フィッティパルディが長らく残り続ける最年少王座獲得記録を樹立します。

全12戦のうち、前後各5戦ずつの有効ポイント制で争われた1972年シーズン。開幕戦を制したのは前年王者のスチュワートでしたがその後リタイアが続き、さらには胃潰瘍によって第4戦を欠場すると流れはフィッティパルディに傾きます。

シーズンはフィッティパルディが5勝、スチュワードが4勝と2人で勝利を分け合う結果になりますが、敗れたレースでもコンスタントに表彰台を獲得したことで残り2戦を残した時点でフィッティパルディが王座を確定させました。25歳と273日でのタイトル獲得は当時のF1史上最年少記録で、05年にアロンソが破るまで長らく金字塔として残り続ける大記録となります。

前年までのゴールドリーフカラーから、JPSカラーに鞍替えしたロータス72D。ここからF1の中でも屈指の名カラーリングに例えられるブラック&ゴールドのカラーが誕生しました。コスワースDFVは当時の必須エンジンとなっており、シャシーも市販車の開発を中止して継続改良を施した成果が表れ前年から大きな飛躍を見せました。

ブラジル人として初めてF1チャンピオンに上り詰めたフィッティパルディ。リントを失いスチュワートのキャリアが終盤に差し掛かっていた当時のF1にとって、瞬く間に次世代を担うスタートしての立場を確立します。

しかし翌年はロータスが同じく新生のピーターソンを迎え入れると、2人が勝利を分かち合ったことでタイトル防衛に失敗。自身にリソースが注力されなくなったことを感じたフィッティパルディはマクラーレンへの移籍を決断します。

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