
メルセデス・ハミルトンとレッドブル・フェルスタッペンによる覇権をかけた大激戦が繰り広げられた、近年で最も評価の高いシーズン。
主役のトップチームはもちろん、わき役だった中団勢の思わぬ活躍や最後の伏兵、そして苦戦するルーキーと引退するベテランという、グリッド全体で話題が尽きない1年でした。
そんな大熱狂のシーズンから、王座争いの陰に隠れた地味な話題を呼んだマシンをピックアップしてご紹介。レース毎に瞬間瞬間は盛り上がったものの、全てはアブダビGPの最後に持っていかれてしまいましたね。
画像から個別記事にリンクします。
あまりに献身的だったベテランふたり
王座を争った2人はもちろん、チームメイトを務めた2人のベテランもいぶし銀の活躍でシーズンを盛り上げました。
特にボッタスの貢献は格別で、グリッドペナルティなど上等で自らのレースを犠牲にしてでもチームに尽くすシーンが多々見られましたよね……。

メルセデス W12 V.ボッタス

レッドブル RB16B S.ペレス アゼルバイジャンGP
中団勢の復活、驚きの表彰台
思わぬ優勝を挙げたアルピーヌとマクラーレン。そして久々の表彰台を獲得したウイリアムズやアストンマーティンなど、中団勢はそれぞれに見せ場がありました。
でもマクラーレンはリカルドよりノリスが、アルピーヌはオコンよりアロンソが勝っていた未来を見たかったかも。

マクラーレン MCL35M D.リカルド イタリアGP

アルピーヌ A521 E.オコン ハンガリーGP

アストンマーティン AMR21 S.ベッテル アゼルバイジャンGP

ウイリアムズ FW43B G.ラッセル ベルギーGP
大苦戦したルーキーたち
スプリントの導入とテスト規制で走行時間が限られた2021年シーズン。3人のルーキーは軒並み苦戦しました。
何とか入賞争いに復活した角田くんは良かったものの、ハースの二人は以降あまりに不憫な未来が待ち受ける羽目に……。

ハース VF-21 M.シューマッハ

ハース VF-21 N.マゼピン

アルファタウリ AT02 角田裕毅 バーレーンGP
なぜか手元にあるミニカー
シーズンの大熱狂に釣られてついつい買ったミニカーたち。気がつけば、なぜ手元にあるのかわからないようなものもありました。というかこの年は初めてフルグリッド買った気がします。

ウイリアムズ FW43B N.ラティフィ

アルファロメオ C41 A.ジョビナッツィ

アストンマーティン AMR21 L.ストロール
おわりに
フェルスタッペンとハミルトンの王座争いで爆発的にF1ファンを増やした2021年シーズン。以降見始めた方は未だにこの激戦を待ちわびている人も多いのではないでしょうか。
そんな私もこの年を最後にF1への関心が少し薄れ、2022年以降は内容の思い出せないレースが急激に増加しました。これほど面白いシーズンの後の独走なんてと言い訳していますが、単純に歳なのかも……。
個人的 ミニカー・オブ・ザ・イヤー

アルピーヌ A521 F.アロンソ ハンガリーGP
久しぶりに見たアロンソの大活躍。彼の戦いにこんなに興奮したのは2013年以来だったと思うので、とても印象に残っています。「A521」もカラーリング・デザイン共に素晴らしいベストマシンでした。
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