F1ミニカーあれこれ 開設10周年 「F1ミニカーあれこれ」のあれこれ

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この記事超絶長いです

本日2024年8月13日、当サイト「F1ミニカーあれこれ」は開設10周年を迎えました!

素人の個人ブログがこんな長期間も続いた理由はただ一つ、皆さんが読んでくれるから

前身ライブドアブログ時代からスマホでサイトの閲覧数を確認するのが日課になっていて、「今日は読まれたな~」「今日はイマイチ……」「信じられないくらい伸びてる!」等々、私の毎日にひとつ楽しみを増やしてくれたのは皆さんのアクセスでした。そんな皆さんからの閲覧数をモチベーションに10年間も続けてこれたので、ここではサイト名にならってこの「F1ミニカーあれこれ」に関する10年分のあれこれを振り返る記事を書きました。

主に私の記憶の整理用なのですが、お暇な方はどうぞお付き合いください。この記事超絶長いです。

2014

記念すべき初代ロゴ。半年くらい使ったかなぁ。フォントのセンスが絶望的にダサいですね。

ライブドアブログに登録はしてみたもののほぼ1年間手つかずだったブログでしたが、大学生の長期夏休みを使ってついに公開に踏み切りました。「F1の感想を吐き出したい」「自分が何台持っているのかデータベース化したい」など理由は様々ありましたが、一番肝心のなぜ「F1ミニカーあれこれ」というブログタイトルにしたのかは全く思い出せません。多分本当に大した理由がなくて、あれこれ語るからと仮置きしてそのまましっくりきたのかなぁ。10年前の自分の思い付きがここまで残るとは思いもせず……。

子どもの頃かろうじてわずかに「キリ番文化」に触れていたのでこういう節目は思わずスクショしました。

開設したのは8/13で、最初に記事が読まれたのは8/21と約1週間後だったことは今でもはっきり覚えています。「ついに自分が情報を発信したんだ……!」という感動がありました。設立直後はオリジナル台紙・チャンピオンコレクションの二本柱で更新を進め、設立約2ヶ月後の10月半ばには累計アクセス数が1000を達成し一つのマイルストーンとなりました。ライブドアブログの閲覧数は正確ではないなんて噂もあるしそもそも自分のアクセスも含まれているので厳密にはこれ以下なのですが、少なくとも「これは続けられそう」と感じられるレベルの上々の滑り出しでした。

この年の一台

やはり2014年は最初に公開したSA05が思い出深いですね。自分のとって最初に公開した、かつ最初に手にしたミニカーなので貴重な一台です。

この年はスパークがレッドブル・メルセデスらトップチームを傘下に加え一部はミニチャンプスの半値で売るというので一瞬浮気しましたが、出来の悪さから半年でミニチャンプス党に復帰しました。あれから10年、もはやミニチャンプスはマニア専門品になり、スパークはクオリティが大幅に向上して主流となるも値上げによってやや失速、新規台頭してきたブラーゴの勢いが凄まじいという予想もし得ない展開になっていますね。

2015

2代目ロゴはボッタスメインに。当時はボッタス推しだったなぁ……。

2年目を迎えた当ブログ。4月から社会人となり私の生活は激変したのですが、その頃には少し更新せずともアクセス数がそこそこある状態だったので読者の皆さんのためにも何とか続けたいというモチベーションを持つまでになっていました。手の込んだものは更新できなかったのですが、通常モデルに感想を書いて更新頻度を維持し、長期休みなどを利用して時間をかけた数台を用意する現在の更新スタイルが確立していきます。まぁ、当初のオリジナルモデルだけで更新を続けるなんていう構想はコンセプトからして破綻していましたね。

ベッテルのフェラーリ初優勝に触発され、2015年の大半はこのロゴだった記憶。

この年からライブドアブログの無料プランでも広告を利用できるようになったので、以来F1ミニカーあれこれではちまちまと広告を張り付けています。「広告収入でミニカーを買えば永久機関なのでは?」なんて夢を見て始めましたが、現実は月に一食お弁当を買えるかどうかレベルの収益であっさりとその夢は打ち砕かれました。現在のF1ミニカーあれこれは有料サーバーをレンタルして運営していますが、現状その維持費の3割も回収できていないので相変わらずミニカーを買うどころではありません。もっとゴリゴリ広告を貼ればいいのですが自分が読み返すとき邪魔になるとイライラするので支障ない程度に留めています。全て消そうかとも思ったのですが、維持費もある以上全く収益がないのもあれなのでご勘弁ください……。

この年の一台

2015年の一台はやっぱりブラーゴのSF15-Tでしょう。当時はこのモデルカーが対象とした「にわかF1ファン」みたいな新しいファン層が死滅していたので全く日の目を見ませんでしたが、根気強くリリースを続け見事近年のF1ブームに乗っかることができました。今やスパークすらも押しのけてF1ミニカーの王道を行く存在ですからね。この2015年初期モデルからは隔世の感があるなぁ……。

2016

結局メルセデス、というロゴ。F1ミニカーあれこれとしてのロゴができるまで迷走しましたね。

設立3年目の2016年になるとF1ミニカーあれこれはそこそこ認知される存在となっていて、「F1 ミニカー ブログ」などの検索結果では上位に来ることもしばしばとなりました。アクセス数もかなり伸びていて、ピーク時には現在と大差ないほどまでに成長します。色々な人の目に留まるのですが、そうなると私をよく思わない人、いわゆるアンチみたいな人も増えてきて、しかもご丁寧にコメントまで残してくれるようになります。当初はめんどくさいので無視していましたが、一度反応してみた時に逆鱗に触れてしまいました。

あれから8年、今ならDashさんのお眼鏡にかなう文章が書けているでしょうか?……

今は私も歳を取りましたが当時はまだ20代半ばだったので、そんな若造がネットで適当なことを大々的に語っているのが許せない!という感じだったのでしょうか。こんなコメントを8年後に掘り起こして公開する私も性格が良くないのでしょうが……。ちなみにこの後のコメントでこの流れを全く無視して感想を述べてくれた方が2人もいて、ネットにも温かみがあるなぁと感動しました。

この年の一台

上記コメントを頂戴した悲しきモデルカー。現在のサイトでは記事を新規に書き直したのでコメントが引き継がれていませんが、ライブドアブログのデータには残っておりました。

しかしブログなんていう個人サイトをわざわざ開いて、記事を最後まで読んで、コメントを書くボタンを押してようやくコメント投稿なんていうめんどくさい手順を踏んでまでアンチ活動をする人がいるのですから、SNSで片手間に投稿できるようになったらどうなるかなんて火を見るより明らかですよね。

2017

ブログ放置もあって長らく使うことになったロゴ。ライブドアブログ時代の最終ロゴです。

社会人生活にも慣れた2017年。ブログ更新は完全に生活の一部となっていて、いかに手間をかけずに更新頻度を増やすか頑張っていた記憶があります。当時はブログ更新用に小型パソコンまで買ったなぁ。そして欲しいミニカーリストは増え続ける一方、貰えるお給与はそこまで増えず、当時のお買い物記事を見ると金策に苦労していたことがわかります。新車を買っては旧車を売って、忙しい日々を過ごしていました。そんな中、私はこの10年のコレクター活動で最も致命的な過ちを犯します。

この年の一台

この年は後に大ヒットシリーズとなるデアゴスティーニ F1マシンコレクションがリリースされました。ミニカーコレクターかつブロガーとしてネタを求めていた私が買わないわけもなく、購入してレビューを開始します。

このリリースを受け当時の私は「クラシックカーは手持ちのスパークを全て売り払ってデアゴで統一しよう」という、まさに貧すれば鈍する判断で手元の価値あるスパークのクラシックカーを売り払い新車購入の資金作りをしたのでした。

このシリーズのミニカーの出来は決して悪くないのですが、さすがにミニチャンプスと並べて飾るには物足りないことに気づき、以降数年かけて売り払ったクラシックカーを高値で買い戻すという失策を犯してしまいます。これは完全に判断ミスだったなぁ……。

当のデアゴコレクションは定期購読を継続し最終150号まで完走。ブログには全車アップしたものの後半は紹介文のないただの写真紹介記事となってしまいました。

約6年の継続の末、完走の証として送られてきたのは新シリーズ1/24コレクションの告知でした。

とてもいいシリーズだったと思うし、このシリーズがあってこそブラーゴの最新モデル人気に火が付いたとも思えるほど近代F1モデルカー文化の救世主的存在だったのですが、悲しいかな私が求めていたものとはちょっと違いました。しかしここでしかリリースされなかったモデルは何台もあるので、それらは今後手を加えて紹介予定です。

2018

2018年の2月の更新を最後に、F1ミニカーあれこれは約2年間の休止状態となりました。「10周年といいつつ8周年じゃないか!」という指摘はまさにその通りで、実働では8年間しか更新していません。まぁ、設立ベースのお祝いということで……。

特に休止のお知らせなどをせずふらっと辞めたので、「あぁこの著者も失踪、このブログも終了だな」と思われた方が多くいらしたかもしれません。実際この年の私のF1、ミニカーに対するモチベーションは人生で最低レベルで、生涯で唯一ミニカーを全て手放そうかと考えた年です。

デリー国際空港で発見したフォースインディアのリアウイング風カート。

当時の私は仕事で海外出張が多く、1年の1/3近くを海外で過ごしているような状態でした。週末にF1を観るのも大変なのに、結局フェラーリが不甲斐なくメルセデスの独走で2014年から変わり映えしない様子に飽き飽きしていたんですよね。そして家にもいないので予約したミニカーを受け取るのも一苦労、そうして部屋に飾ってもそもそも家にいないというような状態だったので、こんな生活が続くならミニカーを一式売り払った方が身軽だな……と考えるまでに至っていましたからブログの更新どころではありませんでした。

この年の一台

仕事で知り合ったフィリピン人から友情の証に貰ったミニカー。まさか海外でミニカー集めが共通の趣味の知り合いができるなんて思わず、とても驚きました。

このモデルをくれた友人はフィリピン在住で、国の所得水準がとても低いため「年一回の贅沢がブラーゴを買うこと」「ミニチャンプスやスパークなんて高級品を買えるのは君が日本人だから」という言葉をくれました。このミニカーはマイナーなモデルだと思いますが、そんな彼にとって最大限のもてなしをくれたんだなと感謝しています。

上記の言葉を聞いたのはもう6年も前なのですが、最近はSNSを見ていると「スパークが高くて買えない」なんていう投稿を目にすることが増えました。異様な為替と物価高なのでミニカーが高いという感覚はよくわかるのですが、それでいよいよブラーゴをたまに買いますなんてコレクターが主流になると日本の衰退に悲しくなってしまいます。先進国として欲しいスパークモデルは買えるくらいの国であってほしいですね。

2019

F1への関心が最低レベルまで下がった2018年でしたが、そんな私に再び熱意を取り戻させてくれたイベントが2019年に開催されました。あの非常に好評だった青山外苑でのレッドブルのデモラン走行です。

2012年以来となったF1マシンの走行観覧。やっぱりNAエンジンの迫力はすごい。

久しぶりに見たF1マシンの迫力に胸を打たれ、やはり自分はF1が好きなんだなと再確認できました。そして2019年のF1はノリス・ラッセル・アルボンら有望な新人たちのデビューに加えフェルスタッペン・ルクレールらが優勝争いに加わるなどグリッド全体が大きく若返り、長く続いた最強メルセデスに太刀打ちできないフェラーリという構図を大きく崩してくれました。面白いレースも増え、週末が楽しみにな日々が増えましたね。

レッドブル・ホンダの活躍は国内のPRにも一役買い、ネットを見ていても明らかに若い、新しいファンが増えたなと感じるようになりました。自分のF1への関心が高まり、また国内のブームから「また情報を発信することに意義があるかな」と感じられたことでブログ再開を決意しました。再始動するにあたってはよりデータベース感のあるサイトを目指すためライブドアブログからの卒業を決め、年末にWordpressの参考書を買った覚えがあります。

この年の一台

この年は大手F1ショップの一つだったFORZAさんが閉店してしまいました。通販だけでしたがよくお世話になっていたので大変残念でした。お金のない苦学生時代にミニカー買うのを完全にやめよう(というか買えない)時期があったのですが、FORZAさんのセールがあったおかげで細々とコレクターを継続し今日にまで至りました。大変感謝です。

そんな金欠大学生時代にコレクター継続を決意させたのはこちらのマクラーレンMP4-26。当時の注文メールを見返すと50%オフセールで販売されていました。感謝感謝……。

2020

年が明け2020年、細々と新サイト設立の準備を行っていたのですが、この年は皆さんご存じのコロナウイルスの流行が発生します。そしてこの新生F1ミニカーあれこれはこのコロナ禍の影響を大きく、良い意味で受けることになりました。

新サイト用に作ったロゴ。6年経ってようやく自前のロゴを用意するのは遅すぎましたね。

当時流行ったステイホームの呼びかけにより、仕事はリモートワークとなって出張はおろか通勤時間まで消滅、更に週末も家にいるしかないということでとにかくサイト作りが捗りました。当初は新サイトの枠だけ作って内容は旧ブログから移植する予定でしたが時間が余りすぎて数百台のミニカーたちの再撮影まで完了し、完全に新規サイトとしての立ち上げ準備が完了。旧ブログでの告知を経て、4/28に新生F1ミニカーあれこれが始動しました。

大変な時期でしたが、コロナ禍がなければ新サイト立ち上げは途中で頓挫していたかもしれません。

この年の一台

この年最も読まれたのはこちら、トロロッソSTR14 P.ガスリーのブラジルGP仕様。国内でミニチャンプス品が販売されず、先発したスパークが異様な高値になってしまった一台です。

新サイト立ち上げ初期のコンテンツが少ない時期に人を呼ぶにはオリジナルモデルしかないということで、この年は18台ものオリジナル台紙移植モデルを掲載していました。いやー、当時は時間があったなぁ。

2021

コロナ禍の生活に慣れ始めた2021年。新サイトのコンテンツも増え閲覧数も徐々に増加、旧サイトを残すと重複記事が検索エンジンに悪影響ということで前身ライブドアブログは完全非公開となり、現行サイト一本での運営が始まりました。

ホンダ青山で開催されたチャンピオン獲得記念イベント。素晴らしいシーズンだっただけに撤退が残念……。

この年は経験を積みサイトのカスタマイズがある程度自由にできるようになったことで、実現したいアイデアに手が追いつかないという1年でした。

1/43スケールの新車紹介に加えて旧車も紹介したい、そして1/18・1/64といった各スケールへの展開や完結していないチャンピオンマシン・デアゴF1シリーズの紹介、更には激戦のF1レース感想と、とにかく「やりたいことはたくさんあるけど時間がないから種だけ撒こう」という感じで、いろいろなカテゴリを少しずつ紹介した1年でした。結局それすらも息切れしてしまい年末に更新がストップする事態になってしまいましたが……。

この年の一台

2021年5月末にはこのF2004をもって当時リリースされていた2019年までの全チャンピオンマシンの紹介が完了しました。このアイデアはミニカーを集め始めた2006年から持っていたので、構想から15年もかかってしまいましたが全モデルの収集・紹介を完了でき安堵しました。今でもこのシリーズは当サイトで一番読まれる看板コンテンツです。

2022

新サイト設立して丸2年目の2022年になると、サイトのデザインや記事のカテゴリ分けがおおよそ完成していてレイアウトが既に現在の形になっていた記憶があります。あとは記事を増やすだけという状態まできたので、かなり精力的に更新した年でした。

SFでコロナ規制が解けピットウォークでのサイン会が復活したのはこの22年最終戦からでした。

またこの年は2016年のWEC富士以来、6年振りにモータースポーツの現地観戦に復帰。スーパーフォーミュラ最終戦でKCMG・小林可夢偉選手を応援してきました。当時可夢偉選手のミニカーを集めていたのですが、スパークからSF19のリリースを知り、「コロナも落ち着いて久しぶりに何かレースを観に行きたいけれど、どうせミニカーを買うならSFに行けばいいじゃないか」とミニカー由来で現地観戦を決意したのは私くらいのものでしょう。でもやっぱり好きな選手のレースを生で観るのはいいですね。

サインを頂いたモデルは破損が怖くて飾れず大事に収納中……。

そのSF最終戦鈴鹿ではパドックパス・ピットウォークイベントが久しぶりに再開され、2012年F1日本GPの現地観戦から10年越しの夢が叶って小林可夢偉選手からサインを頂くことができました。この2台は家宝です。

この年の一台

この年はデアゴF1 ビッグスケールシリーズとして新たに1/24シリーズが始動。個人的にはA521が非常にお気に入りでした。残念ながら国内版は打ち切りになってしまいましたが、海外では継続中のうえ同一フォーマットでブラーゴからも最新モデルがリリースされているので、F1ミニカー業界に定着しつつあるスケールですね。低価格なので飾りやすく、それでいて迫力のあるいい商品です。

2023

新サイト設立して丸3年を迎えた2023年、年々記事が増え500台以上のミニカーを掲載しているという記事量の影響もありますが、新サイト設立以降のアクセス数は毎年前年比130%という高成長を遂げていて、皆さんのたくさんのアクセスに感謝感謝の日々です。

2023年のSFはローソン・宮田という世界クラスのドライバーを2人も輩出したハイレベルなシーズンでしたね。

2023年はとにかくスーパーフォーミュラに熱中した年でした。F1はフェルスタッペン一強でレース内容がつまらなかったですしね……。SFはRd3-4以外は全て現地に行ったので、このシリーズへの理解度が非常に高まりました。

相変わらず仕事の忙しさは変わらなかったのですが、「頭の切り替えにブログを書く」「リフレッシュにSF観戦旅行に行ってレビューを書く」「ご褒美に海外からミニカーを取り寄せてブログに書く」みたいな状態だったので私の精神安定剤としてこのサイトは高い更新頻度を保っていたと思います。2021年に種を撒いたアイデアがようやく形になりつつある年だったでしょうか。いよいよ当初の目的だった「データベース化」という夢が叶いつつありました。

この年の一台

この年最も読まれた記事はこのブラーゴ F1-75でした。2023年のF1ミニカー界隈はブラーゴ元年といってもいい年で、2022年モデルから取り扱いを一気に増やしたブラーゴモデルの人気が急上昇。最近はスペシャルカラーの特別仕様モデルの取り扱いも始め、低価格でF1ミニカーを楽しめる時代がやってきました。1万円で2台、ドライバーレスなら5台も買えるなんて、5年前なら信じられなかったなぁ……。

2024

前身ライブドアブログ時代から開設10周年を迎えた2024年。記念イヤーということで1月から過去にないほどの更新頻度でアップを続けてきましたが、年明け第一弾は少し趣向の違うトピックに挑戦しました。

2023年モデルのミニカー格付けチェック。次回は形状が大きく変わる2026年頃……?

この年は新たな試みとしてミニカー比較記事からスタートしました。これまでは新年一発目にミニカー福袋紹介で年明けしていたのですが、そのアクセス数は今でいう「インプレッション稼ぎ」と同じで実力値ではないなと思っていたので、「世の中に対して価値をもたらして読まれるもの」を目指して挑戦しました。

2023年の秋ごろから準備を始め、どこか他のサイトで同じ内容が先行されないかとビクビクしながら年明け第一弾の記事として公開。非常にありがたいことに反応は上々で、8月時点で既に昨年最も読まれた記事の閲覧数を上回る新たな人気コンテンツとなってくれました。いやー、これはかなり嬉しかったです。どうもありがとうございます。

そのまま高い更新頻度で本日無事設立10周年となる8/13を迎え、この10周年振り返り記事を公開。合わせてサイトデザインを少し変更しました。こんなに色々できるなんて、周年イベントのモチベーションはすごいですね。

今後のあれこれ

10年経って気づいた本当の趣味

ブログを始めた当初、「F1が好き」「ミニカーが好き」「通販サイトのようなワクワク感のあるサイトを作りたい」などなど色々な思いで始めましたが、10年間続けてきて今思うのは自分が本当に好きなことは「文章を書くこと」なのではないかということです。

自分の意見を言葉にするのはとても難しいのですが、個人的にはかなり脳のリフレッシュになることに気が付きました。「F1観ること」は生涯趣味だと思いますが「ミニカー集め」はそうではないと思うので、どこかでこのサイトの方針が変わるかもしれませんが、せっかくこれだけ続いた場なので自分のF1への意見や感想を文章で発信することは続けられたら嬉しいですね。

「あれこれ」とは

これは私が強く覚えているF1を観始めた頃の疎外感なのですが、過去の有名な出来事はテレビや書籍で何度も取り扱われるので「史実」として知ることはいくらでもできるのに、その当時のファンの目線がどうだったのか、「当時の空気感」みたいなものって個人で情報を発信していた方のサイトを見るくらいしか知りようがないんですよね。歴史は勉強できてもその空気感を知ることは難しいというもどかしさが新参ファンだった頃の私には強くあって、同じ新しいファンの方がそんな空気感を知りたくなったときにこのサイトが役に立ちたいという思いがあります。

そんなわけでこのサイトのミニカー紹介記事には必要最低限の史実のみしか書いておらず、後はすべて私の感想だけが書いてあります。(そのため間違いも多数……)。どれだけ需要があるかはわかりませんが、今後もその方針で一ファンの感想をあれこれ垂れ流していきたいですね。

終わりに

今後は今の勢いで来年の11年目は迎える気がするし、そうなると15年目くらいまでは見えてきたりするのでしょうか。その先は全く読めませんが……。

とかいいつつ、急にまたふと辞めたくなったり離れる時があるかもしれません。有料サーバーなので支払いが止まれば跡形もなくこのサイトは消し飛びます。なので、興味がある方はサイトが存在しているうちに見ておいてください。

いろいろ書いてきましたが、結局は個人の感想を10年垂れ流してきましたというこのブログ。たいそうなものを求めていないのですが、せめて皆さんのレース間の暇つぶしくらいにはなっていると嬉しいですね。

こんな長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!

これからも末永くご愛読よろしくお願いします!

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