ミニチャンプスもしっかり確保

【ミニチャンプス アルファタウリAT01 P.ガスリー イタリアGP 2020】
こちらでスパーク版を移植して紹介しましたが、すっかり遅れてミニチャンプス版を今更公開。「RB16B」の躍進前はこれが一番ホットなミニカーでしたね。

ガスリーの初優勝から以後数年、これを期にペレス、オコンらが続けて初優勝を挙げたことで彼だけが特別な優勝者という感じはなくなりました。
長年F1を観てきて思うのは、マシン規定の変更直前は望外の勝利の可能性が高いですよね。過去では2008年や2020-21年と、グリッドの差が縮まった年に好結果を残し続けた人が初優勝を挙げた確立は結構高いと思います。当然といえば当然ですが。

そんなガスリー、この優勝以降も安定して好成績を残していましたがレッドブルからの評価は改善されないままでした。結局チームを離脱してアルピーヌ移籍を選びましたが、ベッテル以来のこのチームでの優勝者なのに扱いは雲泥の差だったのは可哀そうでしたね。

「Limited edition」ですが2004台も生産と、かつての2000年代のような生産数ですね。最近の通常モデルは数百台しか作られていないので、これがどれだけ大量生産されたかが伺えます。まぁ、2020年の一番人気のモデルでしたもんね。

マシンに特に捻りの無かったスパークに対し、ミニチャンプスはドライバーの両手をガッツポーズさせた特別仕様でした。片手は見たことありましたが、両手を突き上げたフィグはこれが初めてではないでしょうか。これはかなりよい変更で嬉しかったです。

彼を先頭にノリスやサインツなど新世代の初優勝ラッシュが起きたこの年代。ガスリーはその旗頭になってもおかしくなかったのですが、2019年の失敗が尾を引いたのかレッドブルに居場所はありませんでした。
一方で移籍したアルピーヌでは同郷の優勝経験者とあってかなり厚遇され、チーム体制が不安定の中でもエースの座は揺らぎません。彼のキャリアを見ていると、たかが1勝・されど1勝なんだなと思います。本当に勝っておいてよかったですね。















































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