決めた初表彰台

【ミニチャンプス マクラーレンMCL35 L.ノリス オーストリアGP 2020】
デビューイヤーから安定感を見せていたノリス。2年目の開幕戦はハミルトンを相手に見事な表彰台を決め、2019年大物ルーキー3人衆の中では最初にポディウムを獲得しました。

2020年の開幕戦、オーストリアGPでハミルトンがアルボンとの接触で5秒ペナルティを受けると、最終盤にノリスは見事なラップを決めて彼の5秒以内を維持し3位表彰台を獲得しました。
エンジニアと一心同体の見事なコミュニケーションから生まれたレース中のアタックラップともいえる好走で、大方の予想を裏切るポディウム獲得でしたね。

以降ノリスは表彰台に恵まれなかったものの、イタリアGPで2位を獲得したサインツとあわせて、マクラーレンの秘蔵っ子として見事にチームの再建に寄与しました。
強力なレーシングポイントやルノーとの争いを制してコンスト3位獲得し、名門マクラーレンの復活が近いことを感じさせてくれる1年となりました。

この年から電子タバコブランド「VELO」をスポンサーに迎え、数年ぶりに強力なタバコマネーを獲得したのは良かったのですがミニカーにはデカールが付属しなくなってしまいました。
スパーク製には自分で貼り付けてくださいと言わんばかりに付属していますが、ミニチャンプスは当時国内でデカールを入手する方法がなく加工できませんでした。このブルーそのままでもかっこいいですけどね。

オレンジカラーを採用して4年目を迎えたマクラーレン、すっかりホンダとの暗黒期は過去のものとなり新たな時代を切り開きました。
当時のマクラーレンは2強チームに挑む準備が着々と進んでいるように見え、そのチームを率いるのが若い秘蔵っ子ノリスというのはかつてのハミルトンを擁した時代を期待させましたね。
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