マクラーレン MCL60 O.ピアストリ 日本GP

マクラーレン2023

ルーキー初の表彰台

【ミニチャンプス マクラーレンMCL60 O.ピアストリ 日本GP 2023】

もはや遠い昔に感じるピアストリの表彰台モデル。マックスの独走レースの裏でマクラーレンは粛々と2-3位を維持し、両ドライバーでの表彰台獲得に成功しました。

デビューしてから前半戦、鈴鹿を迎えるまでの15戦で入賞わずか6回という平凡な成績だったピアストリ。しかしアップデートで劇的に成績が向上したイギリス・ハンガリーの連戦では表彰台を射止めたノリスに次いで4-5位フィニッシュと、着々とその真価を発揮する時を伺っていたように思います。

ベルギーGPのスプリント予選ではマックスに次ぐ2番手を獲得し、周囲を驚かせたのも遠い昔のように感じてしまいますね。そのまま2位入賞で「表彰台未登壇ながらスプリント2位」という奇妙な記録の保持者となりました。この変わった記録はカタールのスプリントで更にレアなものへと進化していくのですが、当時はそんなこと思いもせず……。

最低重量問題に対応するため各チームいかに塗装を落とすかで競っていた2023年シーズン。マクラーレンのこの「ステルス仕様」はデザイン性が感じられていて結構好きです。むき出しのカーボン柄もミニチャンプスが工夫して表現していたので、大変良いモデルでした。やっぱりマクラーレンはセンス良くないとね。

日本GPではスタートでマックスを攻めるも攻略叶わず、以降はノリスと隊列を組んで表彰台を死守したピアストリ。イギリスGPの時点で予選から速さをみせていたので、初表彰台が日本まで遅れたのはちょっと意外でしたね。ただ要所要所で光る走りを見せていたので、この時期にはマクラーレンのWエース体制は当分揺るがないだろうと誰もが思うところとなりました。

同年、軽量化まっしぐらでカーボンむき出しのままレースに挑んだメルセデス。おかげでミニチャンプスの技術は向上しましたが、成績もデザインもマクラーレンの圧勝でした。

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