マクラーレン MCL60 L.ノリス ハンガリーGP

マクラーレン2023

ここからタイトル挑戦

【ミニチャンプス マクラーレンMCL60 L.ノリス ハンガリーGP 2023】

前戦イギリスGPに続いて2位を獲得し、その実力が本物であることを示したマクラーレンとノリス。個人的にこのハンガリーGPから彼のチャンピオンへの挑戦が始まった気がしています。

予選3位からレッドブル・メルセデスを相手に真っ向勝負を挑み2位表彰台を掴んだノリス。当たり前に表彰台争いをする姿に往年の強いマクラーレンの復活を感じました。私は基本F1に関するチーム・ドライバーは全て応援しているのですが、一つチームを選ぶならマクラーレンを選ぶ程度にこのチームが好きなので復活が嬉しかったです。フェラーリが特別なのはマクラーレンというライバルがあってこそでしょう?

ノリスは勢いそのままに後半11戦で5度の表彰台を獲得しランキング6位を獲得。チームもコンストラクターズ4位につけ、それぞれ前年から一つ順位を上げました。しかし前と明らかに壁があった2022年と異なり、この年は上位との差は前半の取りこぼしだったので翌年以降に希望の持てる年でしたね。

好成績が続き多種多様なモデルがリリースされるようになったマクラーレンですが、やはりロゴが揃っているのが非常によいですね。間違いなく売れ行きにも影響していることでしょう。ただ無計画に買うといたずらに台数が増えるので、とりあえず最近は各チーム各年上限4台までと決めています。4台あれば大体トピックを抑えられますね。

躍進の喜びをこれでもかと笑顔で示すノリスは見ていて気持ちが良かったですね。速いマシン、速いチームメイト、良好なチームワークと希望だけが見えていた気がします。その後想定通りにタイトル争いに進むのですが、マックスとの戦いやピアストリの突き上げで笑顔が曇っていくノリスを見るのもまた楽しいです。これぞチャンピオン争いって感じですよね。

活躍するまでとタイトルを獲るまでで異なる二面性が見れる、これこそがチャンピオンシップの醍醐味だと思います。

近年、大抵のドライバーは修羅の道を進みチャンピオンを獲得しましたが、彼ように良い人柄のまま王座に輝いた人もいます。ノリスは笑顔満天のチャンピオンになれるでしょうか。

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