1/64 Sparky マクラーレン MCL60 L.ノリス/O.ピアストリ

マクラーレン2023

好調の行方は

【スパーク Sparky マクラーレンMCL60 L.ノリス 2023】

今年絶好調のノリスの2023年マシン。1/64スケールでもロゴが多く迫力がありますね。2023年の中盤から一躍トップチームに躍り出たマクラーレンですが、この躍進はどのような結末を生むのでしょうか。

今年フェルスタッペン最大の対抗馬として2位を連発、首位を脅かし続けているノリス。初優勝以降は目に見えてギアが一段上がった力強さを見せていて、フェルスタッペンの卓越したドライビングでなければ太刀打ちできない状況が続いていますよね。もうペレスとはコース上で戦う位置にすらいないです。

チームメイトのピアストリは開幕からノリスの後塵を拝す結果が続いたものの徐々に復調し、優勝経験もある得意のスプリントレースでは2年目ながら当たり前のように上位にきます。マクラーレンのドライバーラインナップは現在間違いなくグリッドで最強・ベストなもので、更に二人とも長期契約を結んでいるのでこのチームがドライバーに悩むことは当面なくマクラーレン黄金期は近いかもしれません。

と、ここまで書いた内容は最近よく見る世間一般の評価であり、ここの読者の皆さんもそう思う方はたくさんいると思うのですが、果たしてF1でそんなうまい話があるかというと私はあまり信じられません。仮にマクラーレンがこの競争力を維持すればレッドブルはお家騒動や独自エンジンの不安から圧倒的なトップではなくなっているはずで、マクラーレン勝利のチャンスはかなり高くなっていることでしょう。しかし、そうなった時にマクラーレンのどちらのドライバーが勝つのでしょうか?

マクラーレンの秘蔵っ子としてチームの寵愛を受け自身も結果を残して結果で貢献、名実ともにエースドライバーとなっているノリス。今後チャンピオン争いでも力強い戦いを見せてくれるでしょうし、マクラーレンのマシン次第では今後王座も十分に狙えるドライバーだと思うのですが、その将来ライバルとタイトル争いを迎えた時にチームメイトからの支援を受けられるのでしょうか。

【スパーク Sparky マクラーレンMCL60 O.ピアストリ 2023】

新人として予想以上の結果を見せたピアストリ。マネージャーはシューマッハ・アロンソを見出したキングメーカー・ブリアトーレ一門のウェバーが務めており、デビュー前からかの有名な「このチームでは走らない」とアルピーヌに政治的闘争を仕掛けたこの陣営が大人しくノリスのセカンドを務めるのでしょうか。ウェバーはセカンド待遇の過酷さを嫌というほど経験しているし、敏感にそのリスクを感じ取ってそうなる前にチームに動きを仕掛けると思うんですよねぇ……。

若き次世代有力ドライバーのラインナップで予選・決勝とも二台揃って好結果を出し続けるマクラーレン。チームを率いるザク・ブラウンはF1のシートをちらつかせてインディなど他カテゴリの有力ドライバーを半ばグレーな方法で囲い込んで上手い事やっていますが、最後にそのお得意のドライバー選定で苦しめられることになるんじゃないか、なんてのは邪推のし過ぎかなぁ。

セナ・プロ闘争やアロ・ハミ内紛は前任のロン・デニス時代の出来事なので、体制が刷新された今となってはもう過去のことなのかもしれません。しかし代表のザク・ブラウンに気に入られているノリスと強力なマネジメントが付いているピアストリが共に最速マシンを手にしたら、過去の歴史を見ると絶対どちらかはチームを離脱する結末になると思うんですよねぇ……。ベストなラインアップと皆が認め二人の仲も悪くなさそうですが、このコンビはそんなに長続きしないんじゃないかなぁと思っています。

新進気鋭の若手コンビが急にグリッド最速マシンを手にしたら、という展開で最も有名なのは1982年のフェラーリでしょうか。様々な教訓が蓄積された現代F1でこんなことにはならないと思いますが、両雄並び立たないのがこのスポーツの常ですよねぇ。

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