F1ミニカーあれこれ 開設9周年

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おかげさまで開設9周年を迎えました~!

本日8月13日でF1ミニカーあれこれは開設9周年を迎え、10年目のシーズンをスタートすることができました!途中休憩時期もありましたが、見てくださる皆さんのおかげでモチベーションを維持し続けることができ、こうして今日まで運営を続けております。感謝感謝です。

ただ残念ながら最近はTwitterでシェアできなくなっちゃってPV減ってるんだけどね笑。

9周年といいつつ、ブログを作る計画は10年前から始動していました。その証拠に最初にブログを運営していたライブドアのサイトでは、2013年の7月29日が開設日になっています。結局大学が忙しくて記事を書くまで1年くらい漬け置きしちゃったのですが、よく大学生の夏休みの思い付きが社会人でも中堅と呼ばれ始めた今日まで続いているものですね。いやー自分すごいわ。

そんなわけで迎えた9周年、今回はそれを記念して私がF1と出会い、ブログを設立するに至るまでを振り返ろうと思います。「このサイトについて」とか最初の記事の「ごあいさつ」でも少し触れているのですが、この記事更新していないし内容薄いんですよねー。

人生で初めて生で見たF1マシンは、2006年のお台場イベントでのスーパーアグリでした

私がF1と知り合ったのは2005年、中学生ながらすでに夜行性になりつつあった私は日曜夜の日付も変わろうかという時間から宿題を始めるのが常で、そのお供に流れていたのがフジテレビのF1地上波放送でした。なんとなーく見ていたのですが、中学生あるあるの「これ見てると大人っぽくてかっこいいんじゃね?」という不純な気持ちからF1を追いかけるようになり、2006年シーズンを開幕戦から全戦、フル視聴するようになりました。そしてあっという間にのめり込んでいきます。

こちらもお台場で見たRA106。F1マシン初見ながら、サイドポッドのウイングが無いことに半年で気づくまでに知識を付けていました。

レースをテレビで見るようになるとGP間の情報が知りたくなるもので、わずかなおこずかいで買ったF1速報を穴が開くほど読んで次のレースに備えていた記憶があります。ガラケー全盛期ながらF1の壁紙ってかっこいいのがなくて、F1速報のガラケーサイトの壁紙有料配信に登録していた記憶もあります。そんな06-07年の記事は今でも頭に残ってるので、青春の記憶って偉大ですね。

メガウェブに展示されたトヨタF1マシンとピットクルーのマネキン。この施設がもうないのは何より寂しいですね。

当時はトヨタ・ホンダに加えスーパーアグリと日系チームが3つもあったF1人気が最も高かった時代の一つで、日本GP前にはお台場でイベントがあり、お台場にさえいけば無料でF1マシンが見られるという贅沢な環境でした。幸運にも親に連れていってもらうことができ、はじめてのショーカー、そしてはじめてのデモランを見ることができ、より一層F1のファンになっていきます。

おじさん情報としてはこの時にとても幸運なことにMr.クラフトさんを訪れることができ、ここで初めてミニカーを購入しました。1000台近くになったコレクションの第一歩は恵比寿から始まりまったんですね。本当に夢のような場所でしたよねー。部屋をあのお店の様にしたい、という果てない夢が今でも私のコレクションの原動力かもしれません。

そこから数年、高校時代は東京に遊びに行くような暇がなかったものの、実家がスカパーに加入したので視聴方法がCS放送に変わり、ますますF1にのめり込み詳しくなりました。そして大学受験で久々に東京に向かい、無事滞在中に合格の報を受けて帰宅する前に池袋のレーシングギアさんを訪れることができました。これもおじさん情報ですね笑。当時はF1人気がまだ高かったので、池袋のパルコにもF1ショップが入っていました。

レーシングギアさんは店頭にカスタムモデルが並べられており、それまで通常品を通販で買うだけの私にとっては未知の世界で衝撃を受けました。受験で何かあったらと親から渡されていたお金に手を付け大ファンだったライコネンの07年モデルを購入し、キミと共に凱旋。フェラーリがミニチャンプスのケースに飾られているというのは素晴らしく、いつか方法を調べて再現してみたい、とカスタム欲が目覚めたきっかけとなります。

大学生として上京してからもお金が無いなりに細々とミニカーをセールで集めていたのですが、2012年、大好きだった小林可夢偉選手の大活躍を受けてついに日本GPへの観戦を決意しました。F1を知ってから6年、デモランを見ているとはいえ先週までテレビで見ていた最新のマシンがサーキットを走る姿にとにかく感動。当時の弱小3チームですら目の前を走るだけで大興奮した記憶があります。

学生料金があったものの、やはりホームストレートで見たいと思い奮発して1コーナー手前のAスタンドを買ったのでとにかくお金に苦労した思い出があります。せっかくの大学生活をバイトで潰すことはしたくなかったので長期では働かなかったのですが、日本GPまで短期バイトを繋いだ思い出があります。結局新幹線すら片道しか取れない貧乏旅行でしたが、奮起して行って本当に良かったです。

私がF1ファンとして自慢できることは、小林可夢偉選手という日本人最高のドライバーのキャリアを全て見届けたこと、そして彼の表彰台を現地で観戦したことだと思っています。その後F1から日本人・日系チームが去る中でこの気持ちも薄れていきましたが、最近の角田くんとホンダの活躍を見て再び彼の偉大さを思い返すようになりました。なので近頃はよく可夢偉選手を再び観るためにSFに行っています。

F1好きなら日本GP観に行くんですか?っていうのは良く聞かれるんですけど、自分にとってこの年以上に特別なものにならないような、逆にこの年を特別なものにしつづけたいような、そんな気持ちであまり日本GP現地観戦には積極的になれないんですよね。行ったら行ったで楽しめるとは思うんだけどね。

とにかく貧乏旅行だった2012年の鈴鹿観戦だったので、どうしても欲しいと思っていた可夢偉の別注ミニカーも2種類のうち1台しか買えませんでした。どちらを買うか、人生でこれ以上ミニカー買うのに悩んだ時間はないかもしれません。結局数が出回って今は値崩れしてますが、やっぱり現地で買ったものは特別ですよね。グッズなんて一つも買えなかったのですが、それでも表彰台を獲得した姿を見て何か一つと思い帰りに一番安いハンカチだけ買って帰りました。懐かしい思い出です。

そして2013年、そこそこ増えてきたミニカーをどうにか整理したいとブログの設立を思いつきます。細かい理由やどうしてブログを選んだのか、などは来年10周年の時に詳しく書けたらと思います。来年公開する10周年の記事のタイトルは決めていて、このブログ10年の中でどんなことがあったのかを振り返る「F1ミニカーあれこれのあれこれ」です。それではまた1年後~。

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