2023 スーパーフォーミュラ第7戦 もてぎに行ってきました

イベントレポート

暑いし遠いし8月に東京から行く場所じゃないね

夏休みということでSF第7戦もてぎに行ってきました。もてぎには1度行ってみたかったものの、真夏の暑さとアクセスの悪さでこのレースを観るかかなり迷ったのですが、2輪も同時開催の2&4ということで観戦決定しました。ただ予定を組んだ後に急遽仕事が入ってしまい、日曜午後の決勝レースのみ観れないという残念な結果に……。

もてぎのサーキットを観て最初に思った感想は「狭い」でした。もてぎは各レースのハイライトをYoutubeで見る程度だったのですが、ホームストレートが予想以上に短くてびっくり。鈴鹿や富士並みの規模だと思っていましたが規模感はSUGOの方が近いかもしれないですね。ただホンダ傘下でMotoGPの開催地とあって各種設備は立派でした。

今回もてぎで見たかったものの一つはこちらのオーバルコースです。確か震災以来使われていなかったと思うので、もう12年もレースが開催されていないんでしょうか。日本でオーバルを見られる場所はここだけだと思うのでぜひ一度生で見てみたかったのですが、路面は荒れ果て雑草まで生えてたし、利用用途は駐車場という無残な姿に悲しくなります。インディを開催していた頃に見てみたかったなぁ。

もてぎはその小さなサイズからグランドスタンド上段であればオーバルコースの内側のほぼ全て見ることができるほど観戦面積が広くてよかったです。ただ使われていないオーバルコースとメインコースまでの連絡通路の二本を挟むため、とにかくコースが遠くてマシンが見えにくかったですね。サーキット名からも「ツインリンク」が外れたし、これならいっそオーバルを取り壊した方が観戦環境はぐっと良くなるだろうなぁと思ってしまいます。

あと二輪のレースマシンの走行は初めてみたのですが、普段四輪に慣れている身からすると人間がむき出しすぎて興奮よりも恐怖の方が勝って怖くて見ていられませんでした……。

今回はKCMGがとても好調で、各セッション好タイムを連発してくれました。予選を6位、決勝もリスタート時は4位と表彰台の目前まで迫るよい週末でしたね。最終的には残念ながらピットミスで順位を落としてしまいましたし、予選ではパワステのトラブルなどノートラブルの週末がほぼないのが痛いところですが、今シーズンのチームの実力は目に見えて向上していると思うのであとは結果だけですね。

毎回KCMGのサイン会でドライバーを待つ間ピット作業を眺めているのですが、だらだらやっているなんてことはないし汗を流して努力されているチームには報われて欲しいなぁと思います。

今回からドライバーの大型フラッグが登場しました。今シーズンも残り3戦なのにこのタイミングで良く作りましたよね。それだけ最近のSFの人気が向上しているということなんでしょうか。

私も8か月前は可夢偉選手とアレジ選手くらいしか知らなかったのですが、サーキットを訪れたり露出の増えたSFメディアに触れるうちに大半のドライバーを覚えました。SFのファンサービスは素晴らしいと思うし、このカテゴリの人気を高めたいんだという運営の意思を感じられますよね。シリーズの人気が高まって海外の有力ドライバーが増えたりマシン開発の速さが向上するといいなぁ。

今回の戦利品。家宝にします。10年以上前のヘルメットを探してイギリスから取り寄せた甲斐がありました。

初参戦のもてぎはとにかく暑さにやられ、ここ数年で一番疲れた気がします。あととにかく交通のアクセスが悪く、最寄(といっても車で1時間以上離れた)駅から臨時バスが往復各1本しかないというのは利便性が悪すぎますね。それなら都心からバスツアーをやってくれたほうがよほど観に行きやすいです。車で行く人以外のことはあまり考慮されていない状況なので、SF人気が高まってアクセス手段が増えたらいいなぁと思います!

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