2022 スーパーフォーミュラ最終戦 鈴鹿に行ってきました②

イベントレポート

①が可夢偉一色だったので普通の観戦記を

主にパドックとピット・グリッドサイドウォークの感想です。ピットウォークでは皆がマシンに夢中になっている中、コースそのものに関心ありありだった私。スタートシグナルって間近で見るとかなり大きいんですね。スタート前のポールシッターの目線になった気分で満足でした。

今回久しぶりに解禁されたパドックパス。ガレージがホームストレート全体に伸びているのですから当たり前ですが、パドックスパス見学ペースも横長の細長いスペースが用意されました。今回は可夢偉選目当てでKCMGにずっと縄張りしていたのでほとんど他所を見ていませんが、たくさん見て回ろうと思うと結構な移動距離になりますね。写真は天日干しされていたKCMGのタイヤ。

可夢偉選手を待つこと約1時間でしたが、一向に出てくる気配はありませんでした。その間サッシャ選手、近藤監督の姿を拝見。そしてKCMGの松田次生監督が一瞬だけガレージからパドックに姿を現しました!日頃F1中継でお世話になっているので勇気を出して声をかけ、パスにサインを頂戴します。残念ながら初めてのサインは持参したペンのインクが上手く出ず非常に薄くなってしまいました。サインを貰うなんて滅多にしないので、これも勉強ですね。

ピットウォークはほぼ最終コーナー側のKCMGガレージ前に居たので、見て回ったのもほとんどその辺り。おかげで表彰台を間近で見ることができました。下のバナーはF1の時のそのままなのかな?と思いきや2023年になっています。もう来年の準備が始まっているんですねー。

ピットレーン出口にひっそりと置かれていたセーフティーカーのNSX、青山では展示されるだけで人だかりになるものですが、今回はスーパーフォーミュラの展示と同時だったためかこのようにほぼ誰も気にかけていませんでした。車内にはヘルメットが置かれていましたが、その他は特別GTカーのように改造された形跡は見当たらず。見えないところは別物に代わっているんでしょうけどね。

人気のないピット出口をぼーっと眺め、こんな目線で合流するんだなぁと楽しんでした矢先、ピットウォーク中にデモランを終えた開発車両の2台がピット出口に停車されました。図らずも話題の車を目の前で撮影するチャンスを得ます。ここに置かれることがわかると瞬く間に人が集まってきたので、人気の高い車なんですね。さすがミニカー化されるだけのことはあります。

続いて決勝直前のグリッドサイドウォーク編。今回アレジ選手にも注目していたのですが、ピットウォークで少し顔を間近で見られたものの、肝心のレースではあまりぱっとしませんでしたね。それでもTOMSの周りは大賑わいで、いつまで待っても近づくことはできなさそうだったので遠目で見て終わりになりました。

こちらは週末ずっと速かった野尻選手。チャンピオンが掛かった土曜日は集まる人が多かった気がしますが、決まってからの日曜日はそれほどおらずこんなに近くで撮影できました。スーパーフォーミュラに詳しくない、ほぼ前知識ゼロだった私でもこの2日でこの人の別格具合がよくわかるほど、頭一つ違う速さでしたね。

レース中は主に可夢偉選手を追いかける観戦スタイルで、SFのピット作業を4台まとめて観戦することもできました。これは比べてはいけないことなのかもしれませんが、やはり記憶にある10年前のF1観戦と比べて「あれ、フォーミュラってこんなもんだっけ?」と感じる部分もちらほら。やっぱりF1から7秒も落ちると、そう感じちゃうのかな。せっかくF2よりもレベルの高いワンメイクカテゴリーなのだから、3秒落ちとかせめて5秒以内の差に収まるマシンを採用すると魅力がぐっと高まると思うんですけども。

さて今回の観戦土産。可夢偉選手、国本選手、松田監督の3名からサインをいただけました。これだけ揃えればもうKCMGファンを名乗ってもいいレベルでしょう。せっかくレースを見に行ったので、当初は可夢偉車だけ買う予定だったスパークのSFマシンを追加でいくつか予約しました。現地観戦したミニカーって何台買っても許される気分になるよね。

さて、これにてSF観戦記は終了です。これまでF1、WEC、そしてSFと観戦しましたが、GTにはあまり興味がないので次の現地観戦は東京開催が決まったFEでしょうか。このスーパーフォーミュラの快適な観戦を知っちゃうとF1の混雑はもう無理だろうなぁ……。

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