ロータス E20 K.ライコネン アブダビGP

ロータス2012

思い出の歴史

【ミニチャンプス ロータスE20 K.ライコネン アブダビGP 2012】

ES別注でハイボックス化されたライコネン復帰後初優勝のモデルです。アブダビGPについては通常版のこちらの記事をご覧ください。人気絶頂期だった当時のライコネンを象徴するモデルです。

2009年にフェラーリを放出されてからファン待望の復帰となった2012年シーズン。それまでのアイスマンと呼ばれたクールなキャラが一転、ロータスのユーモアある広報との組み合わせで一躍F1界きっての人気者になりました。

近年F1を見始めた人からすると「もともとライコネンって人気だったんじゃないの?」と思う方が大勢かもしれませんね。確かにデビュー当時のマクラーレン時代からクールなキャラで人気があったものの、今のようにグリッド全体から愛されるという感じではなかったように思います。

さらに言えば第一期フェラーリ時代は叩かれに叩かれまくっていました。タイトルを取った2007年ですら中盤の低迷はバッシングの対象でしたし、08-09年の不振では放出論も連日出ていました。

案の定アロンソにシートを奪われると、ネットの某掲示板では「解雇ネン」「解雇」なんてあだ名で揶揄されていたものです。懐かしい。

そんな引退から1年経っての回顧録なのでした。思い出に歴史ありですね。しかしこれだけ人気のあったドライバーでありながら、F1は淡々と次のレースに進みメディアもファンの関心も最新の出来事に向くばかり。

たまーに彼の動向が話題になったこの1年ですが、やっぱり引退したら注目はぐっと減るんだなぁと感じた1年でした。どんなに人気のあったドライバーが去っても、それでもF1は続いていくんですねぇ。

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