2015 メキシコGP 感想

GP感想

ニコが復活の優勝!6月のオーストリアGP以来で、ようやく長いトンネルの出口が見えてきたでしょうか。ブーイングに晒されることも多かった彼にとって、メキシコの熱狂的なファンは素晴しいサポーターとなりましたね。

フェラーリは珍しくWリタイア。共にいいところが無かったですね。
アロンソとあわせ、3人のチャンピオンがリタイアして終わったこのGP。
ベッテルがいればまた流れも変わっただけに、これもニコへの追い風となりました。

ソチに続き、フィンランド人同士が再び接触しましたが今回はボッタスに軍配。
カナダGP以来の表彰台でしたっけ?彼も来年に向けていい流れを掴んでいってほしいです。

日本では放送が遅く消化試合とあってあまり復活が盛り上がっているようには見えませんでしたが、TVからでもメキシコのファンが本当にF1を待ち望んでいたことが伝わりました。サーキットレイアウトはいつものティルケであまり面白みが無いものの、縁の無い新興国で開催するよりは、こういう所での開催を増やしていって欲しいものです。

さて、ニコにとって自信を取り戻すにはこの上ない場所となった今回のGP。
チャンピオンと対等の速さを示し、ハミルトンにも勝つことができると証明したわけですが、結局彼が勝てないのはチャンピオンシップを争うことへの重圧だったのではないでしょうか。 1対1ではなく混戦になれば、もっと流れが寄ってくるかもしれないですね。 
逆に言うと、ハミルトンとの直接対決では100%のパフォーマンスを発揮できないという意味で、何度やっても結果は同じなんじゃないかなぁと思います。 

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