2020 70th Anniversary GP 感想

GP感想

勝ったー!

メルセデスを打ち負かしてレッドブルが今シーズン初優勝。2連戦の特徴を生かして前戦のデータを元に週末を通した作戦の組み立てによる見事な勝利でした。コース場でのペースも素晴らしく、メルセデスを抜く様は気分が良かったです。やっぱり、首位争いは複数チームのバトルに限りますね。

代役2戦目にしてようやくレースができたヒュルケンベルグ。レース前からどこでトラブルが起きるかずっとヒヤヒヤしましたが、大きなトラブルも無く無事入賞できました。マシン経験の差か最後余分にピットインしたことで順位を落としましたが、それでも予選3位を考えれば上出来でしょう。モデル化も期待していますが、来年の復帰にも期待です。

中団で明暗分かれたフェラーリ。ルクレールは1ストップを決めて見事な4位入賞を果たしたのに対し、ベッテルは1コーナーのスピンでレースをほぼ終えました。しかしフェラーリのマネジメントは本当にひどいですよね。なぜ2台揃えて万全にマシンを組み上げられないのでしょうか

いくらベッテルが不調とはいえ、いくら来年からルクレールのエース待遇が決まっているとはいえ、歴代3位の勝利数を誇る王者を投げ捨てるようなことをしても勝てるチームなのでしょうか。70年間これを繰り返しながらFIAに優遇されてきた貴族意識のようなものが、このチームで今一番の問題のような気がします。

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