なんて面白いレース!
ベッテルが今季2勝目!見事にスタートを決め、ライコネンの2位奪取もあって1-2がほぼ手中にあったフェラーリですが、ライコネンはMGU-Kトラブルでリタイアという残念な結果に。今年の2人を象徴するような、明暗はっきり分かれたレースとなりました。
メルセデスにトラブルがあったとはいえ、正攻法でレースに勝利し序盤はリードを築くだけのペースもあったので、夏休み後の進歩に期待したいですね。
次のアップデートを当てるか外すか、フェラーリ大改革の成果が問われます。
レッドブルは得意のコースでW表彰台を獲得。今季初のポディウムだったでしょうか。
リカルドのエースとしての力強い走りと、序盤戦の批判を吹き飛ばすクビアトの活躍は見ごたえがありましたね。ロシアGPに暗雲漂うニュースが流れる中で、クビアトの初表彰台は願っても無い結果でしょう。
困難な状況下で、チームとドライバーが一丸となって掴み取った表彰台だと思います。これぞチャンピオンチームです。
全セッショントップタイムをマークし、得意のハンガロリンクで優勝間違いなしと思われていたハミルトン。スタートの失敗からトラブル続きのレースとなりました。意地でも追い上げてやるという気持ちの伝わる走りは好きですけどね。
SC後の混乱にまんまと巻き込まれ、頼みのニコも接触で戦線離脱。夏休みの宿題がたんまり出たメルセデスですが、後半戦も絶対優位は揺るがないでしょう。今週末を見る限りニコの可能性は潰えつつありますし、何だかんだあっても最後はハミルトンで終わるはずです。
マクラーレンはアロンソの力走もあって5位、バトンも9位完走でようやくW入賞です。アップデートの成果もあったのでしょうが、土曜日のアロンソの意地の帰還が報われたことがよかったです。
夏休み前で気が緩むのか、例年人災が多いハンガリーGP。今年もトラブル盛り沢山でしたが、抜けないハンガロリンクではこれくらいが面白くていいですね!
開幕からあっという間に半年、いろいろトラブルがあったものの、概ねメルセデス一強の予想通りに進んでいます。夏休みはフェラーリのシート争いで盛り上がり、その成り行きによって後半戦は違った空気で迎えられるかもしれません。
コメント
メルセデスが1台も表彰台上がれないなんて予想だにしませんでした。本当に面白かった。リカルドの鬼突っ込みも痺れました。
ホンダも棚ぼた的な要素はありましたが5位を掴み取ったのは嬉しいですね。首の皮一枚つながったようで、夏休み明けに少しだけ期待する事にします(笑)