
夏休み明け最初のGP、注目されたドライバー判断によるスタートは大きな混乱も無く進みました。しかしこれで有利になると主張していたロズベルグ、ライコネン残留でフェラーリ落選したボッタスが失敗し、攻めるしかないベッテル・リカルド・ペレスが上位に上がったのが面白いところです。目立たなくてもドライバー心理が反映された結果なんでしょうか?

傷心しているかはわかりませんが、そんなボッタスに追い討ちをかけるようなウイリアムズの痛恨のタイヤ取り付けミス。そんなウイリアムズ・フェラーリ低迷の傍らフォースインディア・レッドブル・ロータスが成長を見せました。メルセデスPUの恩恵があった2チームはともかく、レッドブルは夏休みにしっかり課題をこなしてきた印象を受けますね。それだけにリカルドのトラブルがもったいない……。

最後の最後、ベッテルのタイヤバーストで3位表彰台をもぎ取ったグロージャン。幸運もありましたが、フェラーリをギリギリまで追い詰めた結果だと思うので相応しい表彰台でした。財政難からチームが非常に厳しい苦境に立たされる中、こうして結果を出すのはまさしくエースドライバーでしょう。3年前のあの大クラッシュから成長しましたねぇ……。
この結果でルノーによるチーム救済に弾みが付くはずですし、そうなれば間違いなくエースはこの人で決まりでしょうね。

ハミルトンは6戦連続PPからの6勝目。多くのドライバーが奮闘してもチームのミスやトラブルが目立った今回のレースですが、もはやメルセデス一強ではなくハミルトン一強状態ですね。11月の終盤数戦は仕事で見れなさそうなので、このまま快進撃を続けて10月中にでもタイトルを決めてくれると嬉しいです。
ニコとマクラーレンはもう終戦かなぁ……。
コメント
ペレスの2位ジャンプアップは興奮しました。結果的に順位を落としてしまいましたが、ペレスはチャンスを活かすのが得意な気がします。
マクラーレンはテストの年とはいえ、ちょっと心配ですねぇ…
>黒男さん
オープニングラップのペレスには興奮しましたね!普段は荒っぽくて好みではないのですが、こういう一面を魅せてくれるので嫌いになれません。
マクラーレンは車体もPUも改善すればトラブルで実証できず進歩してるのかすら怪しくなります。