レッドブル RB18 M.フェルスタッペン ハンガリーGP

レッドブル2022

一回転して勝つ

【ミニチャンプス RB18 M.フェルスタッペン ハンガリーGP 2022】

予選Q3中のトラブルにより10位スタートとなったフェルスタッペン。レコノサンスラップ中の判断でスタートタイヤをソフトに変更すると瞬く間に追い上げ、2位に7秒以上の大差で優勝を果たしました。

2022年前半最後のレースとなったこのハンガリーGP、予選で10位と出遅れたフェルスタッペンですがスタート直後から着実に順位を上げ、70周レースのわずか12周目で5位に浮上しあっという間にフェラーリ・メルセデスらトップチームとの戦いに復帰します。

そこからは得意のピット戦略でアンダーカットを連発し上位に切り込んでいくと、タイヤ戦略の違いもあってフェラーリを難なくオーバーテイク。実質の首位に浮上したところでまさかのスピンを期してしまうミスがありましたが、一回転をものともせず勝利を掴みました。

レース中に好ペース連発でハードを履くフェラーリ勢を抜き去ったミディアムタイヤ仕様のこのモデル。個人的にはハードスタートだった予定をレコノサンス中のマックスの感触でソフトに変更したことで中団勢との戦いをあっという間に済ませられたことが勝因だったと思うので、ソフトタイヤのレースという印象が強いですね。

追い抜きが難しいとされるハンガロリンクで予選10番手という絶体絶命の状態から優勝を果たしたマックス。このあと続くベルギーGPでも後方からの追い上げ優勝を見せ、もはや「フェルスタッペンの勝利に予選グリッドは関係ない」との記事が出るほど支配的な強さを誇りました。この2レースは数ある2022年の優勝の中でも個人的にトップで好きな勝利です。本当に力強いレースでしたよねぇ。

ハンガリーGPのレコノサンスラップとえば2020年ですね。ウェットコンディションのレコノサンスラップ中にマックスはクラッシュしてサスペンションを破損してしまいましたが、クルーの見事なリカバリーでレースに間に合いました。そんなクルーの修理風景はスパークから別注品でモデル化されましたが、ミニチャンプスではなかったので買いませんでした……。

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