2017 カナダGP 感想

GP感想

1日遅れで観戦

働いてからは深夜のGPを生で見ることがなくなりました。過去数年はどうせメルセデス、無理して見なくていいやだったのですが、今年は結果が気になり後ろ髪を引かれる思いで就寝。
日中に気になって帰宅前にネタバレを見てしまいました。
ハミルトンが盤石のポールトゥウィンでしたね。土曜日の予選ではセナに並ぶ65PPを記録し、そのセナ財団からヘルメットを送られる感動的な演出もありました。オーナーが変わってから中継のあり方も如実に変わってきて、楽しめる演出が増えています。
得意のカナダGPで傾きかけた流れに歯止めをかけたハミルトン、シーズン中盤にこれほど力強い”ジョーカー”サーキットがあるのはタイトル争いでの強みですよね。

今回のレースの主役は間違いなくフォースインディア。上位進出の壁となりレッドブル、フェラーリを苦しめました。
ここまで淡々と2台で上位フィニッシュを決めてきた2人ですが、ついに火花が散ります。
ペレスは4年連続の表彰台がかかっていたので譲れない思いもあったのでしょうが、チームが得るポイントを考えればオコンにリカルド攻略を挑ませるべきでした。
譲らないペレスはその気の強さでこれまでチームにポディウムをもたらしてきたわけですが、今回はオコンの大人の対応があったから大事には至らなかった気がします。
レース中もレース後も、ルーキーとは思えない落ち着きを見せたオコン。チームメンバーの心は明らかに彼に傾くはずで、今後大きなチャンスが回ってくると思います。これまで良い仕事をしながらも目立たなかった彼ですが、ついにブレイクとなるでしょうか。

残り2周で手から零れ落ちた1ポイント。あのマクラーレンがカナダGPを終えて無得点です。
私はF1ファンなので、マクラーレンのこの低迷はとても悲しく、見ていられません。
どんなに遅く、クラッシュばかりのペイドライバーでも3年もあればそれなりに完走します。
なんですかこれは。

こちらは明るい話題。これまで散々F1レベルにない事故を見せてきたストロールくんがついにポイントを獲得しました。しかも母国レースでの初ポイント!
チームとしてもマッサを早々に失い、また無得点でレースを終える気満々だったと思うのでこれはチームみんなにとってうれしいサプライズだったでしょうね。
所々他車と接近バトルがあってひやひやしましたが今回はミスなく完走しました。やっぱり母国は特別なのでしょうかね。正直シートの無駄遣いという思いはまだ拭えませんが、鈴鹿で日本人ドライバーが活躍した時のことを思うと彼には素直に祝福したいと思います。

これでますますパーマーの肩身が狭くなりますねぇ・・・

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