2016 ハンガリーGP 感想

GP感想

ついに逆転

ハミルトンがオープニングラップの首位を守りきり優勝、ついに今シーズン初めてポイントリーダーとなりました。3ヵ月半耐えて耐えての逆転です。昨年のように、レースでニコがハミルトンに勝つ想像ができなくなってきましたね。ハミルトンのPUペナルティが王座争いの鍵を握りそうです。
それにしてもニコはどこに行ってもポディウムでブーイングを受けて可哀想ですね。何も悪いことをしていないのに、やはりマシンのおかげでタイトル争いできているんだという印象が強いんでしょうか。

フェルスタッペンが活躍するたびに、毎回のように争っているライコネンも映って嬉しいですね。
あの接触は個人的にライコネンのミスのような気がしますが、ああいう闘志むき出しの走りを見せてくれると応援しがいがあります。
たしかハミルトンがデビューした07年もライコネンはコース上でハミルトンを追い掛け回していた気がします。新人と引かれ合う運命なのでしょうか。最近は大物新人の登竜門みたいな存在になりつつありますね。
ミスは許されないと臨んだフェラーリですが、力関係は完全にレッドブルが上になってしまったようでコンスト2位を奪われるのは時間の問題でしょうねぇ。また今年も終戦でしょうか。

7位完走のアロンソと対照的に、このレース唯一のリタイアとなってしまったバトン。トラブルにペナルティと踏んだり蹴ったりでした。しかしマクラーレンはいよいよ中段争いの上位にきてフェラーリの尻尾を伺う位置まで来たような気がします。これが続けば今シーズン中の表彰台も見えてくるかも?なんて期待しちゃいますね。

しかし無線のペナルティ規則はなんとかならないんでしょうか。
元々はニコがハミルトンより遅れているコーナーを教えてもらい頻繁にアドバイスを受けていたことで議題に上った記憶があります。そのニコは致命的なリタイアを回避する無線違反でも10秒ペナルティ、対してバトンはトラブルで最後尾からまだレースを続けられそうだというところでのドライブスルーです。釈然としませんよね。こういうこともニコがブーイングを受ける一因なのでしょうかねぇ。

コメント

  1. 黒男 より:

    中段勢トップで7位のアロンソ。棚ぼたでもなく実力でとりましたね。
    トラックリミテッドで最後の警告をされた時はちょっと焦りましたが…
    ペダルが不調だったバトンも「安全上、(無線は)仕方ないじゃないか」と運転中に抗議してたような気がしますが、ニコが10秒ペナで、バトンがドライブスルーは変な話ですよね。

  2. てぃーあい より:

    >黒男さん
    アロンソは悪いレースではなかったのですが、とにかく地味でしたね笑