2025 バーレーンGP 感想

GP感想

これが世代交代

ピアストリがポールから盤石の走りでシーズン2勝目を飾りました。3年目とは思えない、数年前のフェルスタッペンを感じさせる圧倒的な首位独走でしたね。惜しくもランキング首位とはなりませんでしたが、ノリスが不甲斐ないのでこのまま彼がチャンピオンになってもおかしくないと思います。今回も元気爆発だったアントネッリも加え、F1はもう21世紀生まれのドライバーたちの戦いに移ったのだと痛感させられました。

予選の不調を帳消しにする抜群のスタートを見せたノリス。しかしグリッドに正しく停止しないというルーキーのようなミスでペナルティを受け、優勝のチャンスを失いました。終盤のルクレールとの攻防では1コーナーでブレーキミスを犯すなど、タイトルを争う人のレース内容には見えません。23年後半から躍進し24年のタイトル争いで「もう一皮向けて新たなチャンピオンとなるか」と思っていましたが、最近は「このまま尻すぼみに終わりそうだなぁ……」という気持ちの方が強くなりつつあります。

前戦のペースはどこへいったか、全く戦える状態ではなかったレッドブル。深刻な低迷に加えて今回はピットオペレーションまで不具合発生と、散々な週末となってしまいました。そんな状況下でしっかりマックスと一緒に入賞しただけで角田くんは合格点かと思います。結局9位完走というRB時代と大差ないリザルトなのですが、やはりそこはレッドブルというだけあって深夜レースであっても万が一を期待してついついリアルタイム観戦に心が動きます。これがトップチームか。宝くじみたい。

個人的に気にしていること

開幕仕様でリリースするミニチャンプスやスパークと異なり、近年ルックスマートはフェラーリが活躍した序盤のレースを指定してリリースするためルクレールだけ未だに2025年モデルの案内がありません。今回も4位と微妙な結果ですがアナウンスされるのでしょうか……。

また、フェルスタッペンショップ別注モデルも2016年の初優勝以降は特別カラーを除いて原則優勝モデルしかリリースしませんが、今年はついに商品が枯渇しそうですよね。ここが表彰台モデルをリリースし始めたら完全にタイトル争い終戦かなと、密かに気にしています。

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