一応作ったので……

【アシェット フェラーリF2012 S.ベッテル フェラーリ1stドライブ 2014】
マテル製モデルを買いなおしたので余ったアシェットのミニカーとジャンクデカールで作ったこの一台。正直公開するほどのクオリティではないのですが、今年を逃すと期が無さそうなので年末の大掃除的な紹介です。

ベッテルがフェラーリ移籍を発表した2014年、その11月にはフェラーリで最初のデモランの機会が訪れ、選ばれたマシンは彼が2012年にタイトルを争ったあの「F2012」なのでした。タイトルを争った2人のドライバーがその戦った同じマシンに乗るというのは非常に貴重なケースだったので、どうにか手に入れたかった一台です。大好きな「F2012」の貴重なバリエーションでもありますしね。

かつて最初にマクラーレン移籍を決めたアロンソが2006年シーズン後に「MP4-21」に乗り込み、「ライコネンはこれで優勝争いをしてたのか?」と驚嘆したコメントを覚えています。ベッテルはアロンソの乗ったこのマシンでどんな感想を抱いたのしょうか。 このマシンに勝った自分を再評価した? それともこんなマシンでタイトルを争っていたアロンソに驚いた? きっと後者なんでしょうね……。

もともとデカールが歪みまくりのアシェットに無理やりデカールを上張りしたので出来はひどいものです。ヘルメットはこちらのミックのSF90を作成するために取り外したものを再利用。総工費2500円くらいかなぁ?やっぱり専用デカールが用意されていないカスタムは私には無理ですね。

さて、今年でF1を去ったベッテル。2006年の衝撃のフリー走行デビューからあっという間に時間が経過してしまいました。やっぱり成績の観点では、14年にレッドブルで上手くいかず再起をかけた場所がフェラーリだったのが失敗でしたよね。慕うシューマッハを追ったのはわかりますが、彼にはそのシューマッハが選ばなかったメルセデスという道も可能性はなかったのかなぁ……。
最後はあんな扱いで彼を追い出したフェラーリによって、余りにも早熟にキャリアを終えることになってしまったのが残念ですね。
この同じマシンで2012年にタイトルを争ったアロンソ。終盤は予選で前に出たチームメイト・マッサに意図的にペナルティを受けさせ無理やり降格させてアロンソを前に出すなど死に物狂いの戦いでした。
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