レッドブル RB16 M.フェルスタッペン 70th Anniversary GP

レッドブル2020

完勝劇

【ミニチャンプス レッドブルRB16 M.フェルスタッペン 70th Anniversary GP 2020】

コロナ禍の混乱の中で進んだ2020年シーズン。メルセデス一強でレースが進む中、同一サーキットでの2戦連続開催の利を生かしたレッドブルが完勝を見せました。

開幕からメルセデスに太刀打ちできず、イギリスGPではハミルトンがタイヤバーストしてもなお勝利を奪うことができずにタイトル争いが絶望的だったレッドブル。しかし2週連続シルバーストンでの開催でF1の70周年を記念して冠された「70th Anniversary GP」では、前戦のデータを生かした2週に及ぶ戦略構築でタイヤ変更に対応し見事なレースペースでメルセデスを打ち破りました。

完勝だったとはいえ、この年の見どころはこのレースくらいとなってしまったフェルスタッペン。マルコを筆頭に首脳陣は開幕前はタイトル奪還に向けて自信満々だったレッドブルですが、ふたを開けてみれば例年以上にメルセデスに大差を付けられてしまいました。マックスの孤軍奮闘ぶりは誰もが称賛するところながら、チームのビッグマウスからの落差で気持ちよく応援できるシーズンではなかったですよね。

この「70th Anniversary GP」の優勝仕様はマックスショップ別注モデル専売品としてリリースされました。この台紙デザインが素晴らしく一目ぼれで購入してしまいました。ベース部分のさりげないヘルメットデザインや、目立つよう配置された70周年のロゴなど工夫が見て取れますよね。「W04」ショーカーと並んでお気に入りの台紙デザインとなりました。

メルセデスがトラブルを抱えた最終戦アブダビGPを除いて、シーズン中盤唯一の勝利となったマシンだったのでこうしてデザインの良いスペシャルモデルが製品化されたのは嬉しかったです。しかし本当は、ホンダ撤退発表前にもっと優勝を重ねておくべきだったのになと思います……。

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