2022 オランダGP 感想

GP感想

4連勝、30勝目、母国2連勝

フェルスタッペンのためのレースが確定していたこのオランダGPですが、チャンピオンとして凱旋した今年も昨年に続いて盤石の勝利を収めました。SC明けのリスタートが注目されましたがコントロールラインをすぎてあっさりハミルトンから首位奪取。もう止められないですね。ペレスがいまいちでメルセデスは速さが足りず、フェラーリは相変わらずで中団以下は契約のごたごたが続きます。このレースがというより、最近のF1はフェルスタッペンだけ別のカテゴリーみたいですね。

久々に戦えたメルセデス、後半戦の優勝争いの対抗馬はこのチームになりそうです。しかしラッセルが2位を確保したもののフェルスタッペンとの差は明確に、絶望的に見えたままでした。優勝するには作戦で常に上位を伺って、マックスの不運に期待するしかないですね。二人とも1勝ずつはしてほしいんだけどなぁ。

別に連載記事ではない今週のフェラーリのミスのコーナー。今回もしっかり投稿がありました。サインツのピットインでタイヤの用意が遅れると、放心したのかガンを放り投げてペレスに踏まれる始末です。しかし何であんなに緊張感たっぷりにクルーはポジションに付くのに、隣の人がタイヤを持っていないことに気づかないんでしょうね。ガチガチに緊張しているのが見て取れますが、一体彼らは何と戦っているんでしょうか……。

そのフェラーリよりも意味不明だったのが角田くん。予選でQ3に進出しレース中も常にガスリーを先行していたのに、タイヤの取り付け不備なのかマシントラブルなのかよくわからない理由でリタイアしてしまいました。最近いいレースをしているのに結果が出なくて本当に辛いですね。本人もインタビューの表情がずっと暗いし、とても心配です。

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