2022 フランスGP 感想

GP感想

単調なレース

今年限りでポールリカールでのフランスGPは最後という噂もありますが、それもしょうがないなぁと思うような退屈なレースでしたね。思えば去年が特別面白かったのですが、18年の復活以降それ以外のレースで記憶に残っているものは1つもありませんでした。今回もライバル不在のマックスが完勝で、特に苦労することもなくタイトル争いのリードをまた広げることに成功しました。

突然リタイアを期したルクレール。首位と優勝のチャンスを捨ててしまうクラッシュでした。直後はスロットルのトラブルとの噂も出ましたが、本人がミスを認めたとのコメントもあります。しかしフェラーリなので、ルクレールがチームを庇ってる可能性もゼロではないような……。真相はわかりませんが、真実はタイトル争いで痛恨の無得点ということです。今年のフェラーリはタイトルの器ではないのかなぁ。

エースのリタイアで混乱したチームのせいでアンセーフリリースのペナルティを受けたサインツ。その処理やピット戦略を巡って議論が続きましたが、最後尾から見事な追い上げを見せてくれましたね。特にペレスとのバトルの空撮は本当に名シーンでした。今年のバトルで一番好きかもしれません。あの距離で戦える今年の車は狙い通り上手くいってますよね。

さて、300戦目を4戦連続表彰台で飾ったハミルトン。僚友ラッセルも果敢なバトルでペレスを攻略し、2-3フィニッシュを決めました。最近のメルセデスは本当に上り調子なので、次戦のハンガリーGPでは”まさか”があるかもしれません。というかハミルトンは引退まで毎年優勝した唯一のドライバーであってほしいので、是非勝ってほしいです。得意のハンガロリンク、同じく調子を上げているアロンソ共々、ベテラン勢の奮起に大注目ですね!

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