アルファロメオ C41 K.ライコネン

アルファロメオ2021

ラストシーズン

【ミニチャンプス アルファロメオC41 K.ライコネン 2021】

ライコネンのラストイヤーとなった2021年のマシン。わずか2度の入賞に終わった前年からはわずかに改善し、4度の入賞と頻繁に入賞争いを見せてくれました。

開幕早々、2戦目で9位完走しますがレース後のペナルティにより入賞圏外へ転落。そこから続く3戦目は1周目にチームメイトと接触という、幸先の悪いシーズンスタートとなりました。特にこのポルトガルGPでの接触は完全に不注意で、過去何人ものドライバーが見せた引退直前の衰えのような気がして、嫌な予感がしましたね……。

以降は荒れたレースをしぶとく生き残って入賞を重ねていくベテランらしいレースが続きましたが、9月にこの年限りでの引退を正式に表明。更に悲しみに浸る間もないうちにコロナに感染して2戦欠場と、ファンにとっては散々な後半戦となってしまいました。

2020年のフェラーリPUの疑惑の低迷の煽りを受けて、入賞率が著しく低下したこの頃のアルファロメオ。一応ワークスチームでドライバーは随一の人気を誇るライコネンでありながら、ミニカーの生産数はわずか980台と1000台を下回るものでした。まぁ確かに、ライコネンじゃなければ気にしないようなマシンでしたもんね……。

惜しまれつつ引退したライコネン。2020年以降の2年はマシンの低迷もあり走るエキシビジョンのような状態でしたが、おかげで引退宣言を受けても気持ちに幾ばくかの余裕が生まれたのもまた事実。2019年にF1を続ける決断をしてくれて本当にありがとうという感じでした。

引退に際して思うことは多々ありますが、それはアブダビGP仕様の紹介で触れましょう。案の定ラストレース仕様はミニチャンプスとスパーク両方買ってしまいましたよ。

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