キック・ザウバー C45 N.ヒュルケンベルグ イギリスGP

オリジナルモデルザウバー2025

遂に表彰台

【スパーク キック・ザウバーC45 N.ヒュルケンベルグ イギリスGP 2025】

2010年のデビューから数多の紆余曲折を経て、ついに3位表彰台を獲得したヒュルケンベルグ。このイギリスGPは終盤の3位走行時間が長かったため、非常に緊張する一戦となりました。

この年のヒュルケンベルグは持ち味の予選が光らず、Q1落ちを連発し最後尾付近から追い上げるレースが多かったですね。

いよいよベテランの持ち味も失われ賞味期限かと思われましたが、なぜか後方からの追い上げに目覚めスペインGPから3戦連続入賞の好調でイギリス入りしました。

結果が出る人は好循環が続いている時に突然きますよね。

決勝は19番手スタートとなったヒュルケンベルグ。なんの期待もなかった一戦ですが、雨の混乱を味方にスルスルと上位に浮上し、レース中盤には3位に浮上します。

ここからチェッカーまでの数十周が本当に長くて、2012年ブラジルGP、2019年ドイツGPなどこれまでのチャンスが走馬灯のように流れ非常に緊張したレースとなりました。

いやー、本当にあんな長い周回をしっかり走行して3位になるなんて、想像もつかず……。

記念すべきヒュルケンベルグの初表彰台マシンとなった「C45」のイギリスGP仕様ですが、残念ながらミニチャンプスは近年のトレンドなのか特別フィギュアでドライバーレスとなってしまったのでスパーク製を購入して移植しました。

最近のミニチャンプスは記念モデルがドライバーレス化されるので好みじゃないです。ザウバーはステークのロゴのせいか通常仕様もリリースされなかったので、ミニチャンプスでは不遇な一台となりました。

このポディウムで史上最遅となる参戦239戦目での初表彰台を記録したヒュルケンベルグ。この記録はこれまでサインツの101戦が最遅で、未表彰台記録を見てもスーティルの128戦だっただけに、歴史を100戦以上を塗り替えた珍記録となりました。

GP2王者にしてシューマッハの後継者と叫ばれ、ルマン24Hも制しながらF1では結果が出なかった彼ですが、不思議な縁でキャリアを繋ぎ気が付けば大ベテランに。

学生時代から彼の初表彰台を追いかけてきた私にとっては呪縛が解かれたことで寂しさも感じますが、残り少ないキャリアは「変なキャラクター」ではなく実力派ベテランとして穏便に過ごしてほしいです。とにかく、「報われてよかった」の一言に尽きますね……。

大興奮だったイギリスGP直後の感想記事。でもなんか、初トロフィーがレゴだったのはやっぱりちょっともってないよね。