202戦1勝

【ミニチャンプス フェラーリ412T2 J.アレジ カナダGP 1995】
悲運の跳馬エース、ジャン・アレジが初にして唯一の勝利を果たした1995年シーズン。苦労したフェラーリでの5年目にして最終年、ついに勝利を手にすることができました。

1989年にティレルからデビューしたアレジ。翌1990年アメリカGPでセナと熾烈な首位争いを演じたことで1991年から3年目にして跳馬入りを果たします。
加入直後はエースで同郷のプロストに師事しますが、そのプロストが追放されると2年目にしてエースドライバーに抜擢。No.27を掲げ戦うことになりました。

フェラーリ時代は2年目からベテランのベルガーを僚友に迎えますが開発が進まず暗黒期に陥り、90年のプロストから94年のベルガーまで丸3年以上も未勝利が続いていました。
この丸3年未勝利という低迷はフェラーリ史上最長の未勝利記録で、同じく低迷した60年代でも連続未勝利は2年まででした。そんな歴史上最低の低迷期にエースを務めたアレジは本当に不憫ですね……。

前年「412T1」が3年ぶりの勝利を挙げ、期待された後継機「412T2」。しかし当時のベネトン、ウイリアムズの二強に割って入る力はなく、カナダGPでアレジが勝利を挙げたもののこれが唯一土をつけた結果となりました。
ただこの勝利もレースをリードしていたシューマッハのトラブルによる後退の棚ぼただったので、本当に実力で勝てない暗黒の時代だったんですよねぇ……。

それでも勝利を挙げたことで「優勝経験者」としてF1に名を残したアレジ。しかし翌年シューマッハとトレードでベネトン入りすると苦戦し、晩年は中堅チームを渡り歩く苦労人となってしまいました。
個人的にアレジは世代ではなく後年リザルトで追うだけなので、「結果の残らない」アレジにはイマイチ興味が湧きません。うーん、現役時代を追っていたら感想が違うのでしょうか……。
成績で追うとすごくハイドフェルドに近いものを感じますが、やはり1勝&フェラーリドライバーというステータスは彼との差を明確にしますね。











































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