ヒーローがたくさん
濃霧で金曜日が中止になり、変則的な2day開催となった久々のニュルブルクリンク。ベースの速さに勝るメルセデスがしっかりフロントローを抑え、ボッタスのわずかなミスを見逃さずハミルトンが完勝しました。シューマッハに並ぶF1最多優勝タイ記録の91勝目を挙げ、ここからは前人未到の領域への挑戦です。ここ数戦政治的なメッセージで騒動も多かった彼ですが、ミハエルのヘルメットを手渡され大事に扱う様子は敬意に溢れていてよかったですね。次はいよいよ100PP100Winの世界かー……。
リカルドはルノーにワークス復帰後待望の初ポディウムをもたらします。ここ最近の好調がようやく結果に繋がりましたね。ホンダが撤退を決めた直後、残るワークスにとってはこの上ない結果でしょう。リカルドも2018年以来となる表彰台で歓喜の姿を見ているこちらも嬉しくなりますね。ここにアロンソが加入することは楽しみなのですが、ようやく昇り調子になったリカルド体制が終わるのも寂しい気がします。
文句なしのDotDとなったヒュルケンベルグ。土曜日の朝に急遽呼び出され、予選からの出走となり最後尾スタートとなるも、見事な追い上げで8位完走しました。このポイントでレーシングポイントは3位に浮上します。ルノーも好調で、コンスト3位争いは激しくなる一方です。今年一番の見所はここかもしれないですね。
しかし、そのレーシングポイントを牽引するペレスとヒュルケンベルグが来年無所属とは、何とも残念ですね……。
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